ユダの王ウジヤ・ヨダム・アハズ、ヒゼキヤの時代
イスラエルの王ヨアシュの子ヤロブアムの時代に
ベエリの子ホセアにあった主の言葉

イスラエルが幼い頃、

私は彼を愛した。

エジプトから私の子を呼び出した。

彼等は呼べば呼ぶほど、ますます離れて行った。

もろもろのバアルに生贄を捧げて、刻んだ像に犠牲を供えた。

この私がエフライムに歩く事を教え、彼等を腕に抱いたのだ。

しかし、私が彼等を癒した事を、彼は知らなかった。

私は人間の綱、愛の絆で彼等を引いてきた。

私は彼等にとって、あごの口籠を外す者のようになった。

彼等に手を伸ばして食べさせてきた。

彼はエジプトの地には帰らない。

アッシリアが彼の王となる。

彼等が私に立ち返ることを拒んだからだ。

剣は、その街々に対して荒れ狂う。

閂の取っ手を打ち砕く。

彼等の謀の故に、街々を食い尽くす。

私の民は頑なに、私に背いている。

いと高き方に呼ばれても、ともに崇めようとはしない。

エフライムよ。

私はどうして、あなたを引き渡す事が出来るだろうか。

イスラエルよ。

どうして、あなたを見捨てる事が出来るだろうか。

どうしてあなたを、アデマのように引き渡す事が出来るだろうか。

どうしてあなたを、ツェボイムのようにする事が出来るだろうか。

私の心は私のうちで沸き返り、私は憐れみで胸が熱くなっている。

私は怒りを燃やして、再びエフライムを滅ぼす事はしない。

私は神であって、人ではなく、あなた方のうちにいる聖なる者だ。

私は、街に入る事はしない。

彼等は主の後について行く。

主は、獅子のように吠える。

まことに主が吠えると、子らは西から震えながらやって来る。

鳥のようにエジプトから、彼等は震えながらやって来る。

地のようにアッシリアの地から、彼等は震えながらやって来る。

主のことば

私は、彼等を自分達の家に住ませよう。

私は、エフライムの偽りと、イスラエルの家の欺きで囲まれている。

しかしユダは、なお神とともに歩み、聖なる方に対して忠実である。

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