悪性の欠陥のある牛や羊は、

あなたの神・主に生贄として、

屠ってはならない。

それは、あなたの神・主が、

忌み嫌われる物だからである。

あなたに、

あなたの神・主の目に悪である事を行う者

主の契約を破る者

他の神々に仕える者

また、太陽や月の天の万象等拝む者

が、いると告げられたとする。

その時は、よく調査しなさい。

それが事実なら、この悪しき事を行った者を、

性別に関係なく街の広場に連れ出しなさい。

そして、石で打ちなさい。

その者は、死ななければならない。

二人または三人の証言により、

死罪に処さなければならない。

一人の証言で死刑に処してはならない。

死刑に処するには、

まず証人達が手を下しなさい。

それから、民全員が手を下しなさい。

こうして、あなた方の中から

悪い者を除き去りなさい。

流血・権利・障害にかかわる事件が、

街囲みの中で起こった。

それが、あなたが裁きかねる事件であった。

ならば直ちに、あなたの神・主が、

選ばれる場所に登りなさい。

そして、レビ人の祭司達・

あるいは、その時の裁き人を訪ねなさい。

彼らが、あなたに

判決の言葉を告げるであろう。

あなたは、主が選ばれる場所で、

彼らに告げられる判決に従いなさい。

全て彼らがあなたに教える事を守りなさい。

彼らがあなたに教える教えに従い、

行動しなければならない。

彼らがあなたに述べる裁きに従い、

行動しなければならない。

彼らが告げる判決から右にも左にも

外れてはならない。

もしあなたの神・主に仕える祭司や

裁き人に聞き従わず、不遜な行動をする。

その人は、死ななければならない。

あなたはイスラエルのうちから

その悪い人を除き去りなさい。

そうすれば、民は皆聞いて恐れる。

もう不遜なふるまいをする事はないであろう。

あなたの神・主が、

与えようとしておられる地に辿り着く。

そして、その地を占領し住むようになる。

その時、あなたが

周りの全ての国々と同じ様に、

私も自分の上に王を立てたい。

と、言う。

ならば、必ずあなたの神・主が選ばれる者を

王として立てなければならない。

あなたの同胞の中から

王を立てなければならない。

同胞でない異国人を、

あなたの上に立てる事はできない。

ただし、王は、決して自分の為に、

馬を増やしてはならない。

馬を増やす為に、

民をエジプトに戻らせてはならない。

主は、

二度とこの道を戻ってはならない。

と、あなた方に言われた。

また王は、自分の為に多くの妻を持ち、

心がそれる事があってはならない。

自分の為に銀や金を過剰に持ってはならない。

その王国の王座に就いたら、

レビ人の祭司達の前にある書の御教えを

自分の為に巻物に書き写しなさい。

その巻物を自分の手もとに置き、

生涯これを読まなければならない。

王が、

自分の神・主を恐れる為

この御教えの全ての言葉を

守り行う事を学ぶ為

これらの掟を、

守り行う事を学ぶ為

である。

それは、王の心が、

自分の同胞の上に

高ぶる事なの無いようにする為、

また命令から右にも左にも外れず、

彼とその子孫がイスラエルを、

長く治める事ができるようにする為

である。