見よ、
主の御手が短くて救えないのではない。
その耳が遠くて、聞こえないのではない。
あなた方の咎が、神との間を邪魔をし、
あなた方の罪が御顔を隠させ、
聞いてくださらないようにしたのだ。
実に、あなた方の手は血で汚れ、
あなた方の指は咎で汚れ、
あなた方の唇は偽りを語り、
あなた方の舌は不正をつぶやく。
正しい訴えをする者はなく、
虚しい事に頼り、嘘を言い、
害毒をはらみ、悪意を産む。
彼らはまむしの卵を返し、
蜘蛛の巣を織る。
その卵を食べる者は死に、
卵をつぶすと毒蛇が飛び出す。
その蜘蛛の巣は着物にはならず、
自分の作ったもので身を覆う事もできない。
彼らの技は不義の技。
彼らの手のなす事は、ただ暴虐。
彼らの技は不義の技。
彼らの手のなす事は、ただ暴虐。
彼らの足は悪に走り、
罪のない者の血を流す事を手早く行う。
。彼らの思いは不義の思い・
破滅と破壊が彼らの大路にある。
彼らは平和の道を知らず、
その道筋には公義がない。
彼らは自分の通り道を曲げ、
そこを歩む者は誰も平和を知らない。
それゆえ、公義は私達から遠ざかり、
義は私達に追いつかない。
私達は光を待ち望んだが、
見よ。
闇の世界になった。
輝きを待ち望んだが、暗闇の中を歩む。
私達は盲人のように壁を手探りし、
目のない者のように手探りする。
真昼でもたそがれ時のように躓き、
闇の中にいる死人のようだ。
私達はみな、熊のように吠え、
鳩のようにうめきにうめく。
抗議を待ち望むがそれはなく、
救いを待ち望むが、
それは私達から遠く離れている。
それは、私達があなたの御前で
多くの背きの罪を犯し、
私達の罪が、
私達に不利な証言をするからです。
私達の背きの罪は、
私達とともにあり、
私達は自分の咎を知っている。
私達は、背いて主を否み、
私達の神に従う事をやめ、
虐げと反逆を語り、
心に偽りの言葉を抱いて、
呟いている。
こうして公正は退けられ、
正義は遠く離れて立っている。
真理は広場でつまずき、
純粋は中に入る事もできない。
そこでは真理は失われ、
悪から離れる者もその虜になる。
主はこれを見て、
公義のないのに心を痛められた。
主は人のいないのを見、
とりなす者のいないのに驚かれた。
そこで、
ご自分の御腕で救いをもたらし、
ご自分の義を、ご自分の支えとされた。
主は義を鎧のように着、
救いの兜を頭にかぶり、
復讐の衣を身にまとい、
嫉みを外套として身を覆われた。
主は彼らの仕打ちに応じて報い、
そのあだには憤りを報い、
その敵には報復をし、
島々にも報復をする。
そうして、
西の方では主の御名が、
日の昇る方では、主の栄光が恐れられる。
主は激しい流れのようにこられ、
その中で主の息が吹きまくっている。
しかし、シオンには贖い主としてくる。
ヤコブの中の
背きの罪を悔い改める者の所に来る。
主の御告げ
これは、彼らと結ぶ私の契約である。
あなたの上にある私の霊、
私があなたの口に置いた私の言葉は、
あなたの口からもあなたの子孫の口からも、
末の末の口からも、
今よりとこしえに離れない。
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