ヨハネの黙示録 第15章

イエスキリストの黙示。
神はすぐに起こるべき事をしもべ達に示す為、これをキリストに与えられた。
そして、キリストは御遣いを遣わして、これをしもべヨハネに告げられた。
ヨハネは神の言葉とイエス・キリストの証、すなわち、自分が見た全ての事を証した。
この予言の言葉を朗読する者とそれを聞いてそこに書かれている事を守る者達は、
幸いである。時が近づいているからである。

また私は、天にもう一つの大きな驚くべきしるしを見た。

七人の御遣いが、最後の七つの災害を携えていた。

ここに神の憤りは極まるのである。

私は、火が混じった硝子の海のような物を見た。

人々は、獣とその像とその名を示す数字に打ち勝った。

その人々が、神の竪琴を手にして、硝子の海のほとりに立っていた。

彼らは、

主よ、全能者なる神よ。

あなたの御業(みわざ)は偉大で、驚くべきものです。

諸国の民の王よ。

あなたの道は正しく真実です。

主よ、あなたを恐れず、御名を崇めない者がいるでしょうか。

あなただけが聖なる方です。

全ての国々の民は来て、あなたの御前にひれ伏します。

あなたの正しい裁きが、明らかにされたからです。

と、神のしもべモーセの歌と子羊の歌を歌った。

その後、私は見た。

天にある証の幕屋である神殿が開かれた。

そして、七人の御遣いが、

七つの災害を携えて神殿から出て来た。

彼らは聖く光輝く亜麻布を着て、胸には金の帯を締めていた。

また、四つの生き物の一つが、

七人の御使い達に七つの金の鉢を渡した。

が、それには、代々限りな生きておられる神の憤りが満ちていた。

神殿は、神の栄光とその御力から立ち上る煙で満たされた。

七人の御遣い達の七つの災害が終わる迄は、

誰もその神殿に入る事が出来なかった。

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