ヨハネの黙示録 第11章

イエスキリストの黙示。
神はすぐに起こるべき事をしもべ達に示す為、これをキリストに与えられた。
そして、キリストは御遣いを遣わして、これをしもべヨハネに告げられた。
ヨハネは神の言葉とイエス・キリストの証、すなわち、自分が見た全ての事を証した。
この予言の言葉を朗読する者とそれを聞いてそこに書かれている事を守る者達は、幸いである。
時が近づいているからである。

それから、杖の様な秤竿が私に与えられた。

神の仰せ

神殿の祭壇と

そこで礼拝している人々を測りなさい。

神殿の外の庭はそのままにしておきなさい。

それを測ってはならない。

それは、異邦人に与えられているからだ。

彼らは聖なる都を、

42か月の間踏みにじる事になる。

私はそれを許す。

なので、私の二人の証人は、

粗布を纏って1260日間、預言する。

彼らは、

地を治める主の御前に立っているオリーブの木。

また二つの燭台。

で、ある。

もし誰かが彼らに害を加えようとするなら、

彼等の口から火が出て、敵を焼き尽くす。

もし誰かが、彼らに害を加えようとするなら、

必ず、このように殺される。

この二人は、預言をしている間、

雨が降らないように天を閉じる権威

を、持っている。

また、

水を血に変える権威・

さらに思うままに何度でも

あらゆる災害で地を打つ権威

を、持っている。

二人が証言を終える。

すると、底知れぬ所から立ち上ってくる獣が、

彼等と戦って勝つ。

彼らを殺してしまう。

彼等の死体は大きな都の大通りにさらされる。

その都は、霊的な理解では、

ソドムやエジプトと呼ばれる。

そこで彼等の主も十字架に架けられたのである。

諸々の民族・部族・言語・国民に属する人々が、

三日半の間、彼等の死体を眺めていた。

その死体を墓に葬る事を許さない。

地に住む者達は、彼等の事で喜び祝って、

互いに贈り物を交わす。

この二人の預言者達が、

地に住む者達を苦しめたからである。

しかし、三日半の後、命の息が神から出る。

そして、二人のうちに入る。

彼らは自分達の足で立った。

見ていた者達は大きな恐怖に襲われた。

二人は、天から

ここに登れ。

と、言う声を聞いた。

そして、彼らは雲に包まれて天に昇った。

彼等の敵達はその姿を見た。

その時、大きな地震が起こった。

都の1/10が倒れた。

この地震の為に7000人が亡くなった。

残った者達は恐れを抱き、天の神に栄光を帰した。

第二の災いが過ぎ去った。

見よ、第三の災いがすぐに来る。

第七の御遣いがラッパを吹いた。

大きな声

この世の王国は、

私達の主とそのキリストの国となった。

主は世々限りなく支配される。

すると、

神の御前で自分達の座についていた

24人の長老達が、ひれ伏し、神を礼拝した。

24人の長老達

私達はあなたに感謝します。

今おられ、昔おられた全能者・神である主よ。

あなたは偉大な力を働かせ、

王となられました。

諸国の民は怒りました。

しかし、あなたの御怒りが来ました。

死者が裁かれる時、

あなたのしもべである預言者達と聖徒達。

皆を恐れる者達。

小さな者にも大きい者にも

報いが与えられる時、

地を滅ぼす者達が滅ぼされる時です。

それから天にある神の神殿が開かれた。

神の契約の箱が神殿の中に見えた。

すると、

稲妻が閃き、

雷鳴が轟き、

地震が起こり、

大粒の雹が降った。