ヨハネの黙示録 第10章

イエスキリストの黙示。
神はすぐに起こるべき事をしもべ達に示す為、これをキリストに与えられた。
そして、キリストは御遣いを遣わして、これをしもべヨハネに告げられた。
ヨハネは神の言葉とイエス・キリストの証、すなわち、自分が見た全ての事を証した。
この予言の言葉を朗読する者とそれを聞いてそこに書かれている事を守る者達は、幸いである。
時が近づいているからである。

また私は、

もう一人の御遣いが雲に包まれて、

天から下ってくる姿。

を、見た。

その頭上には、虹があった。

その顔は太陽のようであった。

その足は火の柱のようであった。

手には開かれた小さな巻物を持っていた。

御遣いは、右足の海の上、左足を地の上に置いた。

獅子が吠えるように大声で叫んだ。

彼が叫んだ時、

七つの雷がそれぞれの声を発した。

それを、私は書き留めようとした。

すると、天から

七つの雷が語った事は封じておけ。

それを書き記すな。

と、言う声が聞こえた。

私は御遣いが、海の上と

地の上に立っている姿を見た事があった。

今、その御遣いが、右手を天にあげ、

天とその中にあるもの、

地とその中にあるもの、

海とその中にあるものを造り、

世々限りなく生きておられる方にかけて、

もはや時は残されておらず、

第七の御遣いが今、ラッパを吹こうとしている。

やがてその音が響くその日がくる。

その日に、神の奥義は、

神がご自分のしもべである預言者達に

告げたとおりに実現する。

と、誓った。

前に天から聞こえた声

海の上と地の上に立っている御遣いの手にある

開かれた巻物を受け取りに行きなさい。

私はその御遣いのもとに向かった。

私に、その小さな巻物を下さい。

御遣い

それは取って食べてしまいなさい。

それはあなたの腹には苦い。

が、あなたの口には蜜のように甘い。

私はその小さな巻物を、

御遣いの手から受け取って食べた。

口には、蜜のように甘かった。

それを食べてしまうと私の腹は苦くなった。

御遣い

あなたはもう一度、多くの民族、国民、言語、

王達について預言しなければならない。