そこで、私達はもはや、我慢できなくなり、
私達だけが、アテネにとどまることにして、
私たちの兄弟であり、
キリストの福音において、
神の同労者であるテモテを
遣わしたのです。
それは、あなた方の信仰について、
あなた方を強め励まし、
このような苦難の中にあっても、
動揺する者が、
一人もないようにする為でした。
あなた方自身が知っている通り、
私達はこのような苦難に遭うように、
さだめられているのです。
「あなた方の所に居た時、
私達は苦難に遭うようになる」
と、前もって言っておいたのですが、
それが、ご承知のとおり、
果たして事実となったのです。
そういう訳で、
私もあれ以上は我慢ができず、
また誘惑者があなた方を誘惑して、
私たちの労苦が、
無駄になるような事があっては
いけないと思って、
あなた方の信仰を知るために、
彼を遣わしたのです。
ところが、今、テモテがあなた方の所から
私たちのもとに帰ってきて、
あなた方の信仰と愛について、
良い知らせをもたらしてくれました。
また、あなた方が、
いつも私たちの事を親切に考えていて、
私達が、
あなた方に「会いたい」と
思うようになり、
あなた方も、
しきりに、
私達に会いたがっている事を、
知らせてくれました。
このようなわけで、兄弟たち。
私達はあらゆる苦しみと患難のうちにも、
あなた方の事では、その信仰によって、
慰めを受けました。
あなた方が、
主にあって堅く立っていてくれるなら、
私達は今、生きがいがあります。
私達の神の御前にあって、
あなた方の事で喜んでいる
私たちのこのすべての喜びの為に、
神にどんな感謝を捧げたらよいでしょう。
私達は、
「あなた方の顔を見たい」
「信仰の不足を補いたい」
と、昼も夜も熱心に祈っています。
どうか、私たちの父なる神であり、
また、私達の主イエスである方ご自身が、
私達の道を開いて、
あなた方の所に、
行かせてくださいますように。
また、
私達があなた方を愛しているように、
あなた方の互いの間の愛を、
またすべての人に対する愛を増やさせ、
満ち溢れさせて下さいますように。
また、あなた方の心を強め、
私達の主イエスが、
ご自分のすべての聖徒ともに
再び来られるとき、
私達の父なる神の御前で、
聖く、責められる所のないものと
してくださいますように。