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神の御心によって、 キリスト・イエスの使徒として召されたパウロと兄弟ソステネからコリントにある神の教会へ。 すなわち、私達の主イエスキリストの御名を、 いたる所で呼び求めている全ての人々とともに 聖徒として召され、 キリスト・イエスあって聖なる者とされた方々へ。
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さて、兄弟たち。

私があなた方の所へ伺った時、

私は、優れた言葉・優れた知恵を用いて、

神のあかしを宣べ伝えることはしませんでした。

なぜなら、私は、あなた方の間で、

イエス・キリスト、

すなわち

十字架につけられた方の他には、

何も知らないことに決心したからです。

あなた方と一緒にいた時の私は、

弱く、恐れおののいていました。

そして、私の言葉と私の宣教とは、

説得力のある知恵の言葉によって、

行われたものではなく、

御霊と御力の現れでした。

それは、あなた方の持つ信仰が、

人の知恵に支えられず、

神の力に支えられるためでした。

しかし私達は、成人の間で、

知恵を語ります。

この知恵は、この世の知恵でもなく、

この世の過ぎ去っていく

支配者達の知恵でもありません。

私達の語るのは、

隠された奥義としての神の知恵であって、

それは、神が、私達の栄光の為に、

世界が始まる前から、

あらかじめ定められたものです。

この知恵を、この世の支配者たちは、

誰一人として悟りません。

もし悟っていたら、

栄光の主を十字架につけはしなかったでしょう。

まさしく聖書に書いてある通りです。

    目が見た事のないもの、

    耳が聞いたことのないもの、

    そして、

    人の心に思い浮かんだ事の無いもの。

    神を愛する者の為に、

    神の備えてくださったものは、

    みなそうである。

神はこれを御霊によって

私達に啓示されたのです。

御霊は全ての事を探り、

神の深みにまで及ばれるからです。

いったい、人の心の事は、

その人のうちにある霊の他に、

誰が知っているでしょう。

同じように、

神の御心の事は、

神の御霊の他には誰も知りません。

どころで、私達は、

この世の霊を受けたのではなく、

神の御霊を受けました。

それは、

恵みによって神から私達に賜ったものを、

私達が知るためです。

この賜物について話すには、

人の知恵に教えられた言葉を用いず、

御霊に教えられた言葉を用います。

その御霊の言葉をもって御霊の事を説くのです。

生まれながらの人間は、

神の御霊に属することを

受け入れません。

それらは彼には愚かな事だからです。

また、それを悟ることができません。

なぜなら、

御霊の事は御霊によって、

わきまえるものだからです。

御霊を受けている人は、

全ての事をわきまえますが、

自分は誰によってもわきまえられません。

いったい、

誰が主の御心を知り、

主を導くことができたのですか。

ところが、私達には、

キリストの心があるのです。

もし、誰かがこの土台の上に、

金・銀・宝石・水・草・わらなどで

建てるなら、

各人の働きは明瞭になります。

その日がそれを明らかにするのです。

というのは、

その日は火とともに現れ、

その火がその力で

各人の働きの真価を試すからです。

もし誰かの建てた建物が残れば、

その人は報いを受けます。

もし誰かの建てた建物が残れば、

その人は損害を受けますが、

自分自身は、

火の中をくぐるようにして助かります。

あなた方は神の神殿であり、

神の御霊が、

あなた方に

宿っておられることを知らないのですか。

もし、誰かが神の神殿を壊すなら、

神がその人を滅ぼされます。

神の神殿は聖なる者だからです。

あなた方がその神殿です。

誰も自分を欺いてはいけません。

もし、あなた方の中で、

「自分は今の世の知者だ。」

と、思う者がいたら、

知者になるためには愚かになりなさい。

なぜなら、この世の知恵は、

神の御前では愚かだからです。

こう書いてあります。

「神は、

    知者どもを彼らの悪賢さの中で捕らえる。」

また、次のようにも書いてあります。

「主は、

    知者の論議を無益だと知っておられる。」

    ですから、誰も人間を誇ってはいけません。

全ては、あなた方のものです。

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