~ハカルヤの子ネヘミヤの言葉~

その頃、私はユダのうちで安息日に

葡萄踏みをしている者、

麦束を運んでいる者、

また、驢馬に荷物を負わせている者、

さらに、

葡萄酒・葡萄の実・無花果等

あらゆる品物を積み、

安息日にエルサレムに運び込んでいる者

を、見つけた。

私は、彼らが食糧を売った直後に、戒めた。

また、そこに住んでいたツロの人々も、

魚等あらゆる商品を運んで来て、

安息日にしかもエルサレムで

ユダの人々

に、売っていた。

そこで、私はユダの有力者達を、

あなた方が行っているこの悪事は何か。

安息日を汚しているではないか。

あなた方の先祖もこのような事を行った。

なので、私達の神はこの全ての災いを、

私達とこの都の上に

もたらされたのではないか。

それなのに、あなた方は安息日を汚して、

イスラエルの上にまたもや怒りを

招こうとしている。

と、詰問した。

安息日の前、エルサレムの門に夕闇が迫った。

私は、

扉を閉めるように。

また、安息日が終わるまでは、

開いてはならない。

と、命じた。

そして、私の配下の若い者の数名を、

門の見張りに立てた。

そして、安息日に荷物が、

持ち込まれないようにした。

商人達やあらゆる品物を売る者達は、

数回エルサレムの外で夜を過ごした。

そこで、私は彼等を

何故、

あなた方は城壁の前で夜を過ごすのか。

もう一度このような事をすれば、

私はあなたがたを処罰する。

と、戒めた。

その時から、彼らはもう安息日には、来なくなった。

また私はレビ人に、

安息日を聖なるものとする為に、

彼らが身を聖め、門の見張りとして来る事

を、命じた。

私は、

私の神よ、この事においてもどうか、

私を覚えていて下さい。

そして、あなたの豊かな恵みに従って

私を憐れんで下さい。

と、祈った。

その時、私は、

アシュドデ人・アモン人・モアブ人の女性を

妻にしているユダヤ人達

に、気が付いた。

彼等の子供の半分は、

アシュドデの言葉か、

あるいはそれぞれ他の言葉を話して、

ユダヤの言葉が分からなかった。

そこで、私は彼等を詰問して罵った。

そのうちの数人を打って毛を引き抜いた。

そして、神にかけて

あなた方の娘を彼等の息子に、嫁がせてはならない。

また、彼等の娘を、

あなた方の息子

あるいはあなた方自身の妻

としてはならない。

と、誓わさせた。

そして、

イスラエルの王ソロモンのこの事で、

罪を犯したではないか。

多くの国の中で彼のような王はいなかった。

彼は神に愛され、

神は彼をイスラエル全土を治める王とした。

なのに、その彼にさえ

異国人の女性達が罪を犯させてしまった。

あなた方についても、

異国人の女性を妻とし、

私達の神の信頼を裏切るという

この大きな悪が行われている事

を、聞かなければならないのか。

と、言った。

大祭司エルヤジブの子エホヤダの子の一人は、

ホロン人サンバラテの婿であった。

それで、私は彼を私の所から追い出した。

私の神よ。

どうか彼らの事を覚えていてください。

彼等は祭司職を汚し、

祭司職とレビ人達の契約を汚したのです。

私は異教的なもの一切から彼らを聖めました。

祭司とレビ人のそれぞれの務めに従って

職務に就かせました。

まだ、定められた時に行う薪の献げ物と

初物についても規定を定めました。

私の神よ、どうか私を覚えて、慈しんで下さい。

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