お聴きください。

神よ、わが祈りを。

身を隠さないでください。

わが願いから。

私に聞き入り、私にお答え下さい。

我が悲嘆に、私は身を震わせました。

敵の声に。

不法者の毒舌の前に。

彼らは、私に悪事を投げつけては怒り、私を敵視しました。

わが心は我が内にもだえつつ、死の恐れが私を襲いました。

恐れと震えが、（絶えず）私に臨み、わななきが私を覆うのでした。

私は、

鳩のような羽が私にあったなら、んで行って住もうものを。

遠ざかり、逃げ去り、荒野で夜を過ごそうものを。

我が逃げ場に急ごうものを。

荒狂う風を避け、嵐を避けて。

と、言いました。

乱してください、我が主よ。

裂き分けてください、彼らの舌を。

私は見るからです。

暴虐と争いを、この街に。

昼も夜も彼らはこれをめぐるのです。

その城壁に上るのです。

悪事と禍がそのうちに、破滅がそのうちにあります。

暴行と欺瞞が、その広場からは無くならない。

なぜなら、敵が私を嘲っているではない。

もしそうなら、私は彼から隠れよう。

もしお前は、私と同等の人間。

わが親友で我が知人。

この我らは、ともに睦み合い、

神の家に、行ったものだ、ざわめきの中を。

彼らの上に、死が襲いかかれ。

彼らは、生きたまま陰府に下れ。

諸々の悪意が彼らの胸裏に、彼らのはらわたにあるからだ。

この私は、神に呼びかける。

すると、主が私を救おう。

夕べも、朝も、真昼も、私はわめき、呻き続けた。

すると彼は聞いた、わが声を。

彼は買い戻した、平安に我が魂を。

我が戦闘から。

多くの者が私に敵対した。

神が聞いて、くじいてくださるように、彼らと東に住む者を。

彼らには、協定がなく、彼らは神を畏れない。

彼は、おのが平安に両手を差し出し、おのが契約を汚した。

彼の口は、牛酪よりも滑らかだが、彼の心は戦闘だ

彼の言葉は、油よりも軟らかだが実は短剣だ

あなたの重荷を主に投げかけよ。

すると彼は、あなたを迎え入れよう。

彼は、とこしえに許さない。

義人が揺るぐのを。

しかしあなたは、

彼らを落とす。

深い穴に。

流血と欺瞞の人どもは、おのが日々を半ばも生きるな。

しかしこの私は、あなたにより頼む。