【マスキール・ダビデの詩】 〜指揮者によって〜
エドム人ドエグがサウルのもとに来て、
「ダビデがアヒメレクの家に来た」と報告した時
ダビデの教訓詩〜指揮者に弦による〜

なぜ、お前は悪を誇るのか。

勇士よ。

神の恵みは、いつもあるのだ。

欺く者よ。

お前の舌は破滅を図っている。

さながら鋭い刃物のようだ。

お前は、善よりも悪を、

義を語るよりも偽りを愛している。

欺きの舌よ。

お前はあらゆるごまかしの言葉を愛している。

それ故、神をお前を全く打ち砕き、

打ち倒しお前を幕屋から引き抜かれる。

こうして、生ける者の地から、お前を根こぎにされる。セラ

正しい者らは見て、

見よ、彼こそは、神を力せず、

己の豊かな富に頼り、己の悪に強がる。

と、恐れ、彼を嗤う。

しかし、この私は、神の家にある生い茂るオリーブの木のようだ。

私は、世々限りなく、神の恵みにより頼む。

私は、とこしえまでも、あなたに感謝します。

あなたが、こうしてくださったのですから。

私は、あなたの聖徒達の前で、

慈しみ深いあなたの御名を待ち望みます。

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