エレミヤ
総ての首長と民よ。
この神殿とこの都について。
主が私を預言するように遣わしました。
そして、私は主の仰せに従いました。
さぁ、今、
あなた方の生き方と行いを改めなさい。
あなた方の神・主の御声に聞き従いなさい。
そうすれば、主も
あなた方に語った禍を思い直されます。
このとおり、私自身は、
あなた方の手の中にあります。
私を、あなた方の気に入るよう
あなた方の目に良いと思う事をしなさい。
あなた方が私を殺す。
ならば、あなた方自身の責任を、
はっきり知っておきなさい。
咎なき者の血の責任を。
それが、
自分達とこの都と、その住民に及ぼす事を。
なぜなら、本当に主が、
私をあなた方のもとに遣わしました。
これら総ての言葉を、
あなた方の耳に語らせたのですから。
首長達と民全員
祭司達と預言者達。
この人は死刑に当たらない。
彼らは私達の神・主の名によって、
私達に語ったのだから。
それで、この血の長老達の数人が立った。
長老達数人
かつてモレシェテ人ミカも
ユダの王ヒゼキヤの時代に預言した。
その時、ユダの民全体にこう語ったことがある。
万軍の主はこう言われる。
シオンは畑のように耕され、
エルサレムは瓦礫の山となり、
神殿の山は木々に覆われた丘となる。
その時、ユダの王ヒゼキヤと
ユダの総ての人々は彼を殺しただろうか。
ヒゼキヤが主を恐れ、主に願った。
なので、主も彼らに語った禍を、
思い直されたではないか。
ところが、私達は、
我が身に大きな禍をまねこうとしている。
主の御名により預言している人がもう一人いた。
キルヤテ・エアリム出身のシャマヤの子ウリヤ
彼はこの都とこの地について、
エレミヤの言葉総てと同じような預言をしていた。
エホヤキム王・総ての勇士、首長達は、
彼の言葉を聞いた。
王は彼を殺そうとした。
が、ウリヤはこれを聞いて恐れ、
エジプトへ逃げた。
そこで、エホヤキム王は、
人々をエジプトに遣わした。
すなわち、アクボルの子エルナタンに
人々を随行させて、エジプトに送った。
彼らはウリヤをエジプトから導き出した。
そして、エホヤキム王のところに連れてきた。
なので、王は彼を剣で撃ち殺した。
そして、その屍を共同墓地に捨てさせた。
しかし、
シャファンの子アヒカムがエレミヤを庇った。
エレミヤが、
民の手に渡されて殺されることのないようにした。