ベニヤミンのギブアで、
サウルの為に見張りをしていた者達がいた。
彼らは、
大軍が震えおののいて右往左往している光景。
を、見た。
サウル
大軍の兵達よ。
誰が我々の所から出て行ったかを、
点呼して調べなさい。
彼らが点呼した。
ヨナタンと道具持ち・何某がいなかった。
サウル
アヒヤ。
神の箱を持ってきなさい。
その頃、神の箱は、
イスラエル人の間にあったからである。
サウルが祭司とまだ話していた。
その間に、ペリシテ人の陣営の騒動は、
ますます大きくなっていった。
サウル
祭司よ。
手を戻しなさい。
サウルと、彼と共にいた兵がみな集まった。
そして、戦場に向かった。
戦場に到着すると、
剣をもって同士討ちをしていた。
つまり、非常に大きな混乱が起こっていた。
それまで、へブル人は、
ペリシテ人についていた。
しかし、へブル人は、
サウルとヨナタンとともにいる
イスラエル人の側に味方した。
また、エフライムの山地に隠れていた
イスラエル人もいた。
彼らはペリシテ人が逃げたと聞いた。
だから、戦いに加わった。
そして、ペリシテ人に追い迫った。
その日、主はイスラエルを救われた。
そして、戦いはベテ・アベンに移った。