ユダの王アマツヤは協議の上で、

エフーの子エホアハズの子、

イスラエルの王ヨアシュに使者を送った。

アマツヤの使者

さぁ、直接対決しようではないか。

ヨアシュ王

ユダの王アマツヤよ。

レバノンのアザミが、

レバノンの杉に使者を送った。

そして、

あなたの娘を私の息子の妻にしてくれないか。

と、頼んだ。

が、レバノンの野の獣が、

通り過ぎてそのアザミを踏みにじった。

あなたは、

どうだ、自分はエドムを討った。

と、言い、心高ぶり、誇っている。

今は自分の家に留まっていなさい。

何故、あえて禍を引き起こし、

あなたもユダも共に倒れようとするのか。

しかし、

アマツヤはヨアシュの話を聞き入れなかった。

それは神から出た事であった。

アマツヤを敵の手に渡す為であった。

アマツヤがエドムの神々を求めたからだ。

イスラエルの王ヨアシュは攻め上った。

彼とユダ王アマツヤは、

ユダのペテ・シェメシュで直接、対決した。

ユダはイスラエルに、打ち負かされ、

それぞれ自分の天幕に逃げ帰った。

イスラエルの王ヨアシュは、

エホアハズの子ヨアシュの子、

ユダの王アマツヤ

を、ベテ・シェメシュで捕えた。

そして、エルサレムに引いてきた。

エルサレムの城壁を、

エフライムの門から隅の門まで、

400キュビットに渡り打ち壊した。

また、

オベデ・エドムが管理している神の宮の

全ての金と銀、

全ての器、

王宮の財宝、

及び人質

を、取ってサマリヤに帰った。

ユダの王ヨアシュの子アマツツヤは、

イスラエルの王エホアハズの子ヨアシュの死後、

15年生きた。

アマツヤについてのその他の事柄は、

ユダとイスラエルの王の書

に、確かに記されている。

アマツヤが主に従う事から離れた。

その時、彼に対して、

エルサレムで人々が謀反を企てた。

彼はラキシュに逃げた。

が、人々はラキシュに追手を送った。

そこでアマツヤを殺した。

エルサレムの人々は、

アマツヤを馬の乗せて運んだ。

ユダの町に先祖と共に葬った。