我が子よ、私の知恵に心を留め
私の悟りに耳を傾けよ
これは、あなたが慎みを守り
あなたの唇に知識を保つためである
遊女の唇は蜜をしたたらせ
その言葉は油よりもなめらかである
しかしついには、彼女はニガヨモギのように苦く
もろ刃の剣のように鋭くなる
その足は死にくだり、
その歩みは陰府の道に赴く
子供らよ、今私の言う事を聞け
私の口の言葉から、離れ去ってはならない
あなたの道を彼女から遠く離し
その家の門に近づいてはならない
おそらくはあなたの誉れを
他人に渡し、あなたの年を無慈悲な者に渡し
あなたの年を無慈悲な者に渡すに至る
おそらくは他人があなたの資産によって満たされ
あなたの労苦は他人の家に行く
そしてあなたの終わりが来て
あなたの身と、体が滅びる時、
泣き悲しんで言うであろう
「私は教訓を厭い
心に戒めを軽んじ
教師の声に聴き従わず
私を教える者に耳を傾けず
集まりの中会衆のうちにあって
私は、破滅に陥りかけた」と
あなたは自分の水ためから水を飲み
自分の井戸から、湧き出す水を飲むがよい
あなたの泉を、
外にまき散らし
水の流れを巷に流してよかろうか
それを自分だけのものとし
他人を共に預からせてはならない
あなたの泉に祝福を受けさせ
あなたの若い時の妻を楽しめ
彼女は愛らしい雌鹿、美しい鹿のようだ
いつもその乳房をもって満足し
その愛をもって常に喜べ