バビロンの川のほとり。

そこで、私たちはすわり、シオンを思い出して泣いた。

その柳の木々に、私たちは立て琴をかけた。

それは、私達を捕らえ移した者達が、

そこで、私達に歌を求め、

私達を苦しめる者達が、

興を求めて、

シオンの歌を一つ歌え。

と、言ったからだ。

私達がどうして、異国の地にあって主の歌を歌えようか。

エルサレムよ。

もしも、私がお前を忘れたら、私の右の手がその巧みさを忘れるように。

もしも、私がお前を思い出さす、

私がエルサレムを、最上の喜びにも勝ってたたえない。

ならば、私の舌が上顎についてしまうように。

主よ。

エルサレムの日に、

破壊せよ、破壊せよ、その基までも。

と言ったエドムの子らを、思い出してください。

バビロンの娘よ。

荒れ果てた者よ。

お前の私達への仕打ちを、

お前に仕返しする人は、なんと幸いな事よ。

お前の子供達を捕らえ、岩に打ち付ける人は、なんと幸いな事よ。

Copyright⒞2016 buta, All Rights Reserved.