私が目を上げてみると、なんと一人の人がいた。

その手には、一本の測り綱があった。

私

あなたはどこへ行くのですか。

御遣い

エルサレムを測りに。

その幅と長さがどれ程あるかを見る為に。

すると、見よ。

私と話していた御遣いが出て行った。

また、他の御遣いが、その御遣いを追いかけた。

御遣い

御遣いよ、走って行き、あの若い者に、

エルサレムは、人と家畜が溢れ、

城壁のない町のようになる。

私が

――主の言葉――

それを取り巻く火の城壁となる。

私がそのただ中で栄光となる。

さぁ、直ぐに北の国から逃げよ。

――主の言葉――

天の四方の風のように、

私があなた方を散らしたのだ。

――主の言葉――

さぁシオンに逃れよ。

娘バビロンとともに住む者よ。

と、伝えよ。

あなた方を略奪した国々に、

主の栄光が私を遣わした後、

万軍の主が

あなた方に触れる者は、

私の瞳に触れる者。

見よ、私は彼等に手を振り上げる。

彼らは自分に仕えた者達に奪略される。

と、言われたからだ。

彼らは自分に仕えた者達に奪略される。

この時あなた方は、

万軍の主が私を遣わされた事

を、知る。

娘シオンよ。

喜び歌え。楽しめ。

見よ。私は来て、あなたのただ中に住む。

――主の言葉――

その日、多くの国々が、

主に連なり、私の民となり、

私はあなたのただ中に住む。

この時、あなたは、

万軍の主が、

私をあなたに遣わされた事

を、知る。

主は聖なる土地で、

ユダをご自分の受ける分とし、

エルサレムを再び選ばれる。

全ての肉なる者よ。

主の前で鎮まれ。

主が、聖なる御住まいから立ち上がれるからだ。

と、告げよ。