見よ。私はエルサレムを、

その周りのあらゆる民をよろめかせる杯とする。

エルサレムが包囲される時、

ユダについてもそうなる。

その日、私は、エルサレムを、

どの民にとっても重い石とする。

全てそれを担ぐ者は、身にひどい傷を受ける。

地の全ての国々は、それに向かい、集まってくる。

主の言葉

その日

私は全ての馬を打って驚かし、

その乗り手を狂わせる。

しかし、私はユダの家の上に目を開き、

諸々の民の全ての馬を打って、

その目を見えなくする。

ユダの首長達は心の中で

エルサレムの住民は、

彼等の神・万軍の主によって私の力となる。

と、言う。

その日、私はユダの首長達を、

薪の中にある火鉢のようにし、

麦束の中にある燃える松明

のようにする。

彼らは、右も左も周りにいるどの民も焼き尽くす。

しかし、エルサレムはなお、

元の場所エルサレムに残る。

主は最初にユダの天幕を救う。

ダビデの家の栄とエルサレムの住民の栄えが、

ユダ以上に大きくならないよう

にする為である。

その日、主はエルサレムの住民を匿う。

その日、彼らの中のよろめき倒れる者も

ダビデのようになる。

ダビデの家は神のようになる。

彼等の先頭に立つ主の遣いのようになる。

その日、私は、エルサレムに攻めてくる

全ての国々を根絶やしにしよう。

私は、ダビデの家とエルサレムの住民の上に、

恵みと嘆願の霊を注ぐ。

彼らは、

自分たちが突き刺した者、

私を仰ぎ見て、

ひとり子を失って嘆くかように、

その者の為に嘆き、

長子を失って激しく嘆くかのように、

その者の為に激しく泣く。

その日、エルサレムでの嘆きは、大きくなる。

それは、メギドの平地のハダド・リンモンの為の

嘆きのようだ。

この地は、あの氏族もこの氏族も一人嘆く。

ダビデの家の氏族は一人嘆き、その妻達も一人嘆く。

ナタンの家の氏族は一人嘆き、その妻達も一人嘆く。

レビの家の氏族は一人嘆き、その妻達も一人嘆く。

残りの全ての氏族は、

あの氏族もこの氏族も一人嘆く。

その妻達も一人嘆く。