ユダの王ヨタム・アハズ及びヒゼキヤの世に、
モレシテ人ミカが、
サマリヤとエルサレムについて示された主の言葉

その床の上で不義を謀り、

悪を行う者は禍である。

彼らはその手に力あるゆえ、

夜が明けるとこれを行う。

彼らは田畑をむさぼって、これを奪い、

家をむさぼってこれを取る。

彼らは人を虐げてその家を奪い、

人を虐げてその嗣業を奪う。

それゆえ、主はこう言われる。

「見よ、私はこの輩に向かって、

   禍を下そうと謀る。

   あなた方のその首を、

   これから、外すことはできない。

   また、まっすぐに立って歩くことはできない。

   これは禍の時だからである。」

その日、人々は歌をつくってあなた方をののしり、

悲しみの歌を持って嘆き悲しみ、

我々はことごとく滅ぼされる、

「わが民の分は人に与えられる。

   どうしてこれは私から離れるのであろう。

   我々の田畑は、

   我々を捕らえた者の間に分け与えられる。」

と、言う。

それゆえ、主の会衆のうちには、

くじによってはかり、縄を張る者は一人もなくなる。

彼らは言う。

「あなた方は説教してはならない。

   そのような事について説教してはならない。

   そうすれば我々は恥を被ることがない。」

と・・・・・。

ヤコブの家よ。そんなことは言えるのだろうか。

主は気短な方であろうか。

これらは主のみわざなのであろうか。

わが言葉は正しく歩む者に、

益とならないのであろうか。

ところが、

あなた方は立ってわが民の敵となり、

戦の事を知らずに、安らかに過ぎゆく者から

平和な者から上着をはぎ取り、

わが民の女達をその楽しい家から追い出し、

その子供から、わが栄をとこしえに奪う。

立って去れ、

これはあなた方の休みの場所ではない。

これは汚れのゆえに滅びる。

その滅びは悲惨な滅びだ。

もし、人が風に歩み、偽りを言い、

 「私はぶどう酒と濃い酒とについて、

   あなたに説教しよう」

と、言うならば、

その人はこの民の説教者となるであろう。

ヤコブよ、

私は必ずあなたをことごとく集め、

イスラエルの残れる者を集める。

私はこれを檻の羊のように、

牧場の中の群れのようにともに置く。

これは人の多きによって騒がしくなる。

打ち破る者は彼らに先立って、登りゆき、

彼らは門を打ち破り、

これを通って、外に出て行く。

彼らの王はその前に進み、主はその先頭に立たれる。