主の仰せ
私が彼女を追い出したというのなら、
あなた方の母親の離婚状はどこにあるか。
あるいは、私があなた方を売ったというのなら。
その債権者は誰なのか。
見よ。
あなた方は、自分の咎の為に売られ、
あなた方の背きの罪の為に、
あなた方の母親は追い出されたのだ。
なぜ、私が来た時、誰もおらず、
私が呼んだのに、
誰も答えなかったのか。
私の手が短くて贖う事ができないのか。
私が救い出す力がないというのか。
見よ。
私は、叱って海を干上がらせ、
多くの川を荒野とする。
その魚は水がなくて臭くなり、
乾きの為に死に絶える。
私は天を闇で覆い、
荒布をその覆いとする。
神である主は、私に弟子の舌を与え、
疲れた者を言葉で励ます事を教え、
朝ごとに、私を呼び覚まし、
私の耳を開かせて、
私が弟子のように聞くようにされる。
神である主は、私の耳を開かれた。
私は逆らわず、後ろに退きもせず、
打つ者に私の背中を任せ、
ひげを抜く者に私の頬を任せ、
侮辱されても、つばきをかけられても、
私の顔を隠さなかった。
しかし、神である主は私を助ける。
それゆえ、私は侮辱されなかった。
それゆえ、私は顔を火打石のようにし、
恥を見てはならないと知った。
私を義とする方が近くにおられる。
誰が私と争うのか。
さぁ、裁きの座に共に立とう。
どんな者が、私を訴えるのか。
私の所に出て来い。
見よ。
神である主が私を助ける。
誰が私を罪に定めるのか。
見よ、彼らは皆衣のように古び、
しみが彼らを食い尽くす。
あなた方のうち、誰が主を恐れ、
そのしもべの声に聴き従うのか。
暗闇の中を歩き、光を持たない者は、
主の御名に信頼し、
自分の神により頼め。
見よ。
あなたがたはみな、火を灯し、
燃えさしを身に帯びている。
あなた方は自分達の火の明かりを持ち、
火をつけた燃えさしを持って歩くがよい。
この事は私の手によって
あなた方に起こり、
あなた方は、苦しみのうちに伏し倒れる。
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