主よ、あなたは私の神。
私はあなたをあがめ、
あなたの御名をほめたたえます。
あなたは遠い昔から不思議なご計画を、
まことに、忠実に成し遂げられました。
あなたは、街をいしくれの山とし、
城壁のある都を廃墟にされたので、
他国人の宮殿は街からうせ、
もう、永久に立てられる事はありません。
それで、
力強い民もあなたをほめたたえ、
横暴な国々の都もあなたを恐れます。
あなたは弱っている者のとりで、
貧しい者の悩みの時の砦、
嵐の時の避け所、
暑さを避ける影となられたからです。
横暴な者達の息は、
壁に吹き付ける嵐のようだからです。
砂漠で日照りのように、
あなたは他国人の騒ぎを押さえ、
濃い雲の影になって、静まる暑さのように、
横暴な者達の歌は沈められます。
万軍の主は、この山の上で万民の為に、
油の多い肉の宴会、良い葡萄酒の宴会、
髄の多い脂身と
よくこされたぶどう酒の宴会を催される。
この山の上で、万民の民を覆っている顔覆いと、
万国の上にかぶさっている覆いを取り除き、
永久に死を滅ぼされる。
神である主はすべての顔から涙をぬぐい、
ご自分の民へのそしりを全地の上から除かれる。
主が語られたのだ。
その日、人は言う。
見よ、この方こそ、
私達が救いを待ち望んだ、私達の神。
この方こそ、私達が待ち望んだ主。
その御救いを楽しみ喜ぼう。
主の御手がこの山にとどまる時、
わらが肥溜めの水の中で踏みつけられるように、
モアブはその所で踏みつけられる。
泳ぐ者が泳ごうとして手を伸ばすのように、
モアブはその中で手を伸ばすが、
その手を伸ばしてみる事に、
主はその高ぶりを低くされる。
主はあなたの城壁のそそり立つ要塞を
引き倒して、低くし、
地に投げつけて塵にされる。