あぁ、不義の掟を制定する者、
禍を引き起こす判決を書いている者達。
彼らは寄るべのない者の正しい訴えを退け、
私の民のうちの悩む者の権利をかすめ、
やもめを自分のとりこにし、
みなしごたちをかすめ奪っている。
刑罰の日、遠くから嵐が来る時に、
あなた方はどうするのか。
誰に助けを求めて逃げ、
どこに自分の栄光を残すのか。
ただ、捕らわれ人の足元に膝をつき、
殺された者達のそばに倒れるだけだ。
それでも、御怒りは去らず、
なおも、御手は伸ばされている。
あぁ、アッシリヤ、私の怒りの杖。
彼らの手にある鞭は、私の憤り、
私はこれを神を敬わない国に送り、
私の激しい怒りの民を襲えと、
これに命じ、
物を分捕らせ、
獲物を奪わせ、
ちまたの泥のように、
これを踏みにじらせる。
しかし、彼自身はそうとは思わず、
彼の心もそうは考えない。
彼の心にあるのは、滅ぼす事だ。
多くの国々を断ち滅ぼす事だ。
なぜなら、彼はこう思っている。
私の高官達はみな王ではないか。
カルノもカルケミシュのよう
ハマテもアルバテのようではないか。
サマリヤもダマスコのようではないか。
エルサレム、サマリヤに勝る刻んだ像を持つ
偽りの神々の王国を
私が手に入れたように、
サマリヤとその偽りの神々に私がしたように、
エルサレムとその多くの偶像にも
私が同じようにしないだろうかと。