私は、自分のものみのやぐらに立ち、
砦にしかと立って見張り、
私の訴えについて、主が私に何を語られるか。
私がそれにどう応じるべきかを見よう。
主は私に、
幻を板の上に書き記して、確認せよ。
これを読む者が急便として走らせる為に。
この幻は、定めの時について証言し、
終わりについて告げ、
偽っていない。
もし遅くなっても、それを待て。
必ず来る。
遅れる事はない。
見よ。彼の心はうぬぼれていて直ぐでない。
しかし、正しい人はその信仰によって生きる。
と、答えられた。
実に葡萄酒は裏切るもの。
勇士は高ぶっていて、定まる事を知らない。
彼はよみのように喉を広げ、
死のように、満ち足りる事を知らない。
彼は自分のもとに、全ての国々を集め、
あらゆる民をかき集める。
これらはみな、彼に対して嘲りの声を上げ、
皮肉たっぷりに風刺して
災いだ。いつまでなのか。
自分のものでないものを増し加え、
その上に担保を重くする者
と、言わないだろうか。
お前にかみつく者が突然起き上がり、
揺り動かす者が目覚めて、
お前は彼等に奪略されないだろうか。
お前の多くの国々を奪略したので、
他のあらゆる民がお前を奪略する。
お前は、人の血を流し、
地に暴虐を行った。
街々とそのすべての住民に対して。
災いだ。
自分の家の為に不正な利得を貪り、
悪の力から逃れるために、
自分の巣を高い所に構える者。
お前は自分の家の為に恥すべき事を謀り、
多くの国の民を滅ぼした。
お前の魂は罪を犯した。
まことに、石は石垣から叫び、
梁は家からこれに答える。
災いだ。
血によって町を建て、
不正で都を築き上げる者。
見よ、万軍の主によるのではないか。
諸国の民が、ただ火で焼かれる為に労し、
国々がただ無駄に疲れ果てるのは。
まことに、水が海を覆うように。
地は、主の栄光を知る事で満たされる。
災いだ。
その裸を見ようと、ともに酒を呑ませ、
毒を混ぜて酔わせる者。
お前は栄光ではなく恥で満ちている。
お前も飲んで、陽の皮を見せよ。
主の右手の杯は、お前の上に巡りくる。
恥辱が、お前の栄光の上に。
レバノンへの暴虐がお前を覆い、
獣への暴行がお前を脅かす。
お前は人の血を流し、
地に暴虐を行った。
街々とそのすべての住民に対して。
彫像は一体何の役に立つのか。
彫刻師がそれを刻んだところで。
鋳造や偽りを教える者は何の役に立つのか。
これを造った者がそれに頼ったところで。
その者は、物言わぬ偽りの神々を造ったのだ。
災いだ。
木に向かって
目を覚ませ。
と、言い、黙っている石に、
起きろ。
と、言う者。
これが教える事ができるというのか。
見よ、それは金や銀を被せたもの
その中には何の息もない。
しかし主は、その聖なる宮におられる。
全地よ、主の御前に静まれ。