主の仰せ
人の子よ。
セイルの山に顔を向けよ。
これについて預言せよ。
神である主はこういわれる。
セイルの山よ。
私はお前を敵とする。
私はお前に手を伸ばす。
お前を全き荒廃の地にする。
私がお前の街々を廃墟にする。
お前を荒れ果てさせる。
その時、お前は私が主であることを知る。
お前はいつまでも敵意を抱く。
イスラエル人の災難の時、
すなわち、彼らの最後の刑罰の時、
彼らを剣の力に引き渡した。
それ故
―――神である主はこういわれる。―――
私は生きている。
私は必ずお前を血に渡す。
地はお前を追う。
お前は血を憎むことがなかった。
だから、血がお前を追いかける。
私はセイルの山を完璧な廃墟とする。
>そこから人の往来を断つ。
私はその山々を刺殺された者で満たす。
お前の丘・谷・全ての谷川に、
剣で刺殺された者達が倒れる。
私はお前を永遠に荒れ果てさせる。
お前の街々には住む者がいなくなる。
その時、お前達は私が主であることを知る。
お前は、
これら二つの民、二つの国は、我々ものだ。
占領しよう。
と、言った。
しかし、そこには主がいたのである。
それ故、
―――神である種の言葉―――
私は生きている。
私は必ずお前を罰する。
お前が憎しみから彼らに接した。
それを同じほどの怒りと
妬みを持ち、私はお前を裁く。
その時、私は彼らに対して自らを現わす。
その時、お前は私が主であることを知る。
私は、お前がイスラエルの山々に向かい、
この地は、荒れ果てた。
そして、我々の餌食となった。
と、侮辱した全ての言葉を聞いている。
お前達は私に向かい、豪語した。
私に向かって言葉を重ねた。
私はそれを聞いている。
―――神である主はこういわれる。―――
全地が喜ぶほどに、
私はお前を荒れ果てさせる。
お前は、イスラエルの家の譲りの地が
荒れ果てた事を喜んだ。
だから、私はお前に同じ事をする。
セイルの山よ、
お前達は荒れ果てた。
エドム全体もそうなる。
その時、彼らは、私が主であることを知る。