第6年の第6の月の5日、私が自分の家に座っていた。その時神である主の御手が私の上に下った。

次のような主の言葉が私にあった。

主の仰せ

人の子よ。

ぶどうの樹は森の木立の中にある。

その樹の枝は、他の木の枝より

どれだけ優れているのか。

何か役に立つものを作る木材が、

その枝から伐採されるというのか。

それとも、なにかの器具を掛ける木鉤を、

作る事ができるというのか。

見よ。

それは薪として火に投げ入れられる。

火がその両端を焼き尽くす。

その中まで焦げてしまえば、

それは何の役に立つだろうか。

見よ。

枝が完全な時でも何も作れない。

なのに、火がそれを燃やして焦がす。

ならば、何が作れるだろうか。

主の仰せ

神である主はこう言われる。

私が薪として火に投げ入れる。

森の木立の間の葡萄の木のように。

私はエルサレムの住民を火に投げ入れる。

私は彼らに敵対して顔を向ける。

彼らが火から逃れる。

しかし,火は彼らを焼き尽くす。

私が彼らに顔を向ける。

その時、あなた方は私が主であることを知る。

彼らが私の信頼を裏切った。

なので、私はこの地を荒れ果てさせる。

ーーー神である主の言葉ーーー