ファラオがガザを討つ前に、
ペリシテ人について
預言者エレミヤにあった主の言葉。
主の仰せ
見よ。
北から水が昇ってくる。
溢れる流れとなる。
地とそこに満ちているもの。
街とその住民を押し流す。
人々は喚き、地の住民は皆泣き叫ぶ。
荒馬の蹄のと都の為、
戦車の響き、車輪の轟に、
父親たちは気力を失う。
だから、子供達を顧みない。
総てのペリシテ人を破滅させる日。
ツロとシドンを助ける生き残りの者総てを、
断ち切る日が来たからだ。
まことに主は、ペリシテ人を、
カフトル島の残りの者を破滅させる。
ガザは頭を剃られ、アシュケロンは黙らされる。
平地の残りの者よ。
いつまで、おまえは身を傷つけるのか。
主の剣よ。
いつまで休まないのか。
鞘に収まり、静かに休め。
どうして、休めるだろうか。
主が剣に命じられるのだ。
アシュケロンとその海岸、
そこに剣を向けられたのだ。