ベニヤミンの地、アナトテにいた祭司の一人、ヒルキヤの子エレミヤの言葉。
このエレミヤに主の言葉があった。
ユダの王・アモンの子・ヨシヤの時代、その治世の第13年の事である。
それは更に、ユダの王・ヨシヤの子エホヤキムの時代にもあった。
ユダの王・ヨシアの子ゼデキヤの第11年の終わりまで、
すなわち、その年の第5の月、エルサレムの民の捕囚まで続いた。

ユダの王、ヨシアの子エホヤキムの第4年

ネリヤの子バルクが、

エレミヤの口述の言葉を書物に記した。

それは、こうである。

エレミヤ

バルクよ。

イスラエルの神・主はあなたについてこう言われる。

あなたは、

私は禍だ。

主は私の痛みに悲しみを加えられた。

私は嘆きで疲れ果てた。

憩いを見出せない。

と、言った。

だから、主はあなたに、

見よ。

私は自分で建てた物を自分で壊す。

私が植えた物を自分で引き抜く。

この全土をそうする。

あなたは、自分の為に大きな事を求めるのか。

求めるな。

見よ。

私は総ての肉なる者に、禍を下そうとしているからだ。

―――主の言葉―――

しかし私は、あなたに与える。

あなたが行く何処ででも。

あなたの命を戦勝品として、あなたに与える。

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