ユダの王・ヨシヤの子エホヤキムの第4年に、

主からエレミヤに次のような言葉があった。

主の仰せ

エレミヤよ。

あなたは巻物を取りなさい。

そして、私があなたに語った日、

すなわち、

ヨシアの時代から今日まで、

イスラエルとユダと総ての国々について、

私があなたに語った言葉をみな、

その巻物に書き記せ。

ユダの家は、私が彼らに下そうと思っている総ての禍を聞いた。

それ故、悪の道から立ち返るかもしれない。

そうすれば、私も彼らの咎と罪を赦すことが出来る。

それで、エレミヤは、ネリヤの子バルクを呼んだ。

バルクはエレミヤの口述に従い、

彼に語られた主の言葉を、総て巻物に書き記した。

エレミヤ

バルクよ。

私は閉じ込められている。

だから、主の宮には行けない。

なので、あなたが代わりに行きなさい。

そして、

断食の日に、

主の宮で

民の耳に

主の言葉を読み聞かせよ。

街々から来るユダ全体の耳にも読み聞かせよ。

そうすれば、主の前で、彼らの嘆願が受け入れられ、

それぞれ悪の道から立ち返るかもしれない。

主がこの民に語られた怒りと憤りは、大きいからだ。

ネリヤの子バルクは、エレミヤの命じたとおり、

主の宮で、主の言葉の書物を読んだ。