バビロンの王・ネブカドネツァルが、

ユダの王エホヤキムの子エコンヤと

ユダの高官達、職人・鍛冶屋を、捕らえ移した。

彼らを、

エルサレムからバビロンに捕らえ移した後の事。

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主は私にこのように示された。

見よ。

主の神殿の前に、

２籠の無花果が置かれていた。

一つの籠にあるのは、

非常に良い無花果であった。

初なりの無花果の実のようであった。

もう一つの籠にあるのは、

非常に悪い無花果であった。

悪くて食べられない実であった。

主の仰せ

エレミヤ、あなたは何を見ているか。

エレミヤ

無花果です。

良い無花果は非常に良い。

しかし、悪い方は非常に悪く、

悪くて食べられない者です。

すると、私に次のような主の言葉があった。

イスラエルの神・主はこういう。

私はこの場所からカルデアの地に、

ユダの捕囚の民を送った。

彼らをこの良い無花果のように、

良いものであると見なそう。

私は、彼らを幸福にしようと目をかける。

彼らをこの地に帰らせ、立て直し、

壊す事なく、植えて引き抜く事はない。

私は、私が主である事を知る心を彼らに与える。

彼らは私の民となる。

私は彼らの神となる。

彼らが心の総てで、私に立ち返るからである。

しかし、

ユダの王ゼデキヤとその高官達、

エルサレムの残りの者、

この地に残されている者、

およびエジプトの地に住んでいる者を

を、悪い無花果のようにする。

私は彼らを地の総ての王国にとって、

おののきものと悪しき者とする。

また、私が追い散らすすべての場所で、

誹りと嘲りの的、

物笑いの種、

野の尻の的

と、する。

私は彼らのうちに剣を飢饉と疫病を送る。

彼らとその先祖に与えた地から

彼らを滅ぼし尽くす。