主からエレミヤにあった言葉。
ゼデキヤ王がマルキヤの子パシュフルとマアセアの子、
祭司ゼパニヤをエレミヤのもとに遣わした。
そして、
    私達の為に主に尋ねてください。
    バビロンの王・ネブカドネツァルが私達を攻めています。
    主がかつて、あらゆる奇しい御業を行われたように、
    私達にも行ってくださるかもしれませんから。
    彼を私達の所から引き上げてくださるかもしれませんから。
と、話した時のことである。

エレミヤ

あなた方は、ゼデキヤにこう言いなさい。

イスラエルの神・主はこう言われる。

バビロンの王とカルデア人は、あなた方の城壁を囲んでいる。

彼らとあなた方は戦っている。

が、見よ。

私は、あなた方が手にしている武具の向きを変える。

それを集めてこの都のただなかに向ける。

私自身が、

伸ばされた手と力強い腕を持ち、あなた方と戦う。

怒り・憤り大いなる激怒をもって。

この都の住む者は、人も家畜も私は討つ。

彼らは激しい疫病で死ぬ。

その後で、

―――主の言葉―――

私は、

バビロンの王ネブカドネツァルの手

敵の手、命を狙う者達の手

に、渡す。

ユダの王ゼデキヤとその家来、その民

この都で、疫病や剣や飢饉から

逃れて生き残った者達を。

彼は彼らを剣の刃で討つ。

彼らを惜しまず、容赦せず、憐みをかけない。

主の仰せ

エレミヤ、主はこう言われる。

見よ。

私はあなた方の前に、命の道と死の道を置く。

この都に留まる者は、剣と飢饉と疫病によって死ぬ。

あなた方を囲んでいるカルデア人に降伏する者は生きる。

自分の命を戦勝品として得る。

何故なら、私がこの都に顔を向けるのは、幸いの為ではない。

禍の為だからだ。

―――主の言葉―――

この都は、バビロンの王の手に渡される。

彼はこれを火で焼く。

ユダの王家についてはこう言われる。

主の言葉を聞け。

ダビデの家よ、主はこう言われる。

朝ごとに、公正に裁きを行え。

かすめられている者を、虐げる者の手から救い出せ。

そうでないと、私の憤りが火のように燃える。

全てを焼き尽くす。

あなた方の悪行の為に。

消す者はいなくなる。

見よ。私はあなたに敵対する。

この谷に住む者、平地の岩よ。

―――主の言葉―――

あなた方は、

誰が、このところに下って来るだろう。

誰が、この住まいに入って来るだろう。

と、言っている。

私はあなた方を、その行いの実に従い罰する。

―――主の言葉―――

私はその森に火をつける。

火は、その周りをことごとく焼き尽くす。

こういっている。

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