エレミヤ
神・主よ。ご覧ください。
預言者達は、
あなた方は剣を見ない。
また、飢饉もあなた方に起こらない。
それどころか、私はこの場所で、
まことの平安をあなた方に与える。
と、人々に話しているではありませんか。
主の仰せ
エレミヤよ。
あの預言者達は、
私の名により偽りの預言をしている。
私は彼らを遣わしたことはない。
彼らに命じた事もなく、語った事も無い。
彼らは、
偽りの幻
空しい占い
自分の心の幻想
を、あなた方に預言しているのだ。
それ故、私の名により預言はするが、
私が遣わしたのではない預言者達。
彼らは、
剣や飢饉がこの地に起こらない。
と、言っている。
彼らについて主は、
剣と飢饉によって、
その預言者達は滅び失せる。
彼らの預言を聞いた民も
エルサレムの道端に放り出される。
と、言われる。
主は、
彼らの預言を聞いた民も
エルサレムの道端に放り出される。
飢饉と剣によって。
彼らを葬る者もいない。
彼らも、
その妻も息子・娘もそのようになる。
私は、
彼らの上に彼ら自身の悪を注ぎかける。
と、言われる。
あなたは彼にこの言葉を言え。
私の目は、
昼も夜も涙を流して止まる事のないように。
乙女である娘、
私の民の打たれた傷は大きい。
そして、癒しがたい、ひどい打ち傷である。
野に出ると、
見よ、剣で刺し殺された者達、
街に入ると、見よ、飢えて病む者達。
まことに、預言者も祭司も、地を行き巡り、
仕事に精を出し、何も知らない。
エレミヤ
あなたはユダを全て退けられたのですか。
あなたはシオンを嫌われたのですか。
何故、あなたは私達を打ち、
癒してくださらないのですか。
私達が平安を待ち望んでも幸いはない。
癒しの時を待ち望んでも、
ご覧ください。
恐怖かありません。
主よ、
私達は、
自分達の悪と先祖の咎をよく知っています。
本当に私達は、あなたの御前で罪の中にあります。
皆の為に、私達を退けないでください。
あなたの栄光と御座を辱めないでください。
私達をあなたの契約を覚えていて。
それを破らないでください。
国々の空々しい神々の中に、
大雨を降らせるものがいるでしょうか。
それとも、天が夕立を降らせるのでしょうか。
私達の神。主よ。
それは、あなたではありませんか。
私達はあなたを待ち望みます。
あなたが、これらすべてをなさるからです。