この言葉を聞け。
サマリアの山にいるパシャンの雌牛どもよ。
お前達は弱い者を虐げた。
貧しい者を迫害した。
自分の主人に、
何か持って来て、飲ませよ。
と、言っている。
神である主は、
見よ。
その時代がお前達にくる。
お前達は釣り針にかけて引き上げられる。
最後の一人までが、銛で突かれる。
お前達は、
城壁の破れ口からそれぞれまっすぐに出て行き、
ハルモルに放り出される。
―――主のことば。―――
ぺテルに行き、背け。
ギルガルに行き、ますます背け。
朝毎にあなた方の生贄を捧げよ。
三日ごとに十分の一を捧げるがよい。
感謝の捧げ物として、種入りのパンを焼け。
勧んで捧げる者を布告し、
ふれ知らせるがよい。
イスラエルの民よ。
あなた方は、そうすることを好んでいる。
―――神である主のことば。―――
私は、あなた方の全ての町で、
あなた方の歯を汚さず、
全ての場所で、
パンを欠乏させた。
それでも、あなた方は、
私のもとに帰ってこなかった。
―――主のことば。―――
私はまた、あなた方に雨をとどめた。
刈り入れまでなお三カ月るあるのに、
ある町には雨を降らせ、
他の街には雨を降らせなかった。
ある畑には、雨が降ったが、
雨の降らなかった畑は乾ききった。
二、三の街は、
よろめきながら一つの街を訪ねた。
水を飲む為に。
しかし、満ち足りる事はなかった。
それでも、
あなた方は私のもとに帰ってこなかった。
―――主のことば。―――
私は、立ち枯れと黒穂病で、
あなた方を打った。
あなた方の果樹園とブドウ畑、
無花果の樹とオリーブの木が増えた。
しかし、噛みイナゴが食い荒らした。
それでも、
あなた方は、私のもとに帰ってこなかった。
―――主のことば。―――
私は、エジプトにしたように、
疫病をあなた方に送った。
剣であなた方の若者を殺し、
あなた方の馬を奪い去った。
あなた方の陣営に悪臭を上らせ、
あなた方の鼻をつくようにした。
それでも、あなた方は、
私のもとに帰ってこなかった。
―――主のことば。―――
私は、あなた方を覆した。
神がソドムとゴモラを覆したように。
あなた方は、
炎から取り出された燃えさしのようになった。
それでも、あなた方は、
私のもとに帰ってこなかった。
―――主のことば。―――
それ故イスラエルよ、
私はあなたをこのようにする。
私があなたにこうする。
イスラエルよ、
あなたの神に逢う備えをせよ。
と、ご自分の聖にかけて誓われる。
見よ。
山々を形造り、風を創造した方。
その御思いが何であるかを、
人間に告げられる方。
暁と暗闇を造り、地の高き所を歩まれる方。
その名は万軍の神、主。