ヨハネの黙示録 第19章
イエスキリストの黙示。
神はすぐに起こるべき事をしもべ達に示す為、これをキリストに与えられた。
そして、キリストは御使いを遣わして、これをしもべヨハネに告げられた。
ヨハネは神の言葉とイエス・キリストの証、すなわち、自分が見た全ての事を証した。
この予言の言葉を朗読する者とそれを聞いてそこに書かれている事を
守る者達は、幸いである。時が近づいているからである。

その後、私は、天からの

ハレルヤ

救いと栄光と力は私達の神のもの。

神の裁きは真実で正しいからである。

神は、淫行で地を腐敗させた大淫婦を裁き

ご自分のしもべ達の血の報復を彼女にされた。

と、言う声を聞いた。

その声は、群衆の大きな声に似ていた。

彼らはもう一度

ハレルヤ。

彼女が焼かれる煙は、世々限りなく立ち昇る。

と、言った。

すると、

24人の長老達と四つの生き物はひれ伏した。

御座についておられる神を礼拝した。

24人の長老達

アーメン・ハレルヤ

御座からの声

神の全てのしもべ達よ。

神を恐れる者達よ。

小さい者も大きい者も

私達の神を賛美せよ。

大群衆の様な大水の轟の様な激しい雷鳴の様な声

ハレルヤ

私達の神である主。

全能者が王となられた。

私達は喜び楽しみ、神を褒め称えよう。

子羊の婚礼の時が来て、

花嫁は用意できたのだから。

花嫁は、輝く聖い亜麻布を

纏う事が赦された。

その亜麻布とは、聖徒達の正しい行いである。

御遣い

お前は、

子羊の婚宴に招かれている者達は幸いだ。

と、書き記しなさい。

これらは神の真実な言葉である。

私は御使いの足元にひれ伏し、礼拝しようとした。

御遣い

いけません。

私はあなたやイエスの証を堅く保っている。

あなたの兄弟達と同じしもべです。

神を礼拝しなさい。

イエスの証は預言の霊なのです。

私は天が開かれているのを見た。

すると、見よ。白い馬がいた。

その馬に乗っている方は、

確かで真実な方

と、呼ばれ、義を持って裁き、戦いをされる。

その目は燃える炎のようであり、

その頭には多くの王冠があり、

ご自分の他は誰も知らない名が記されていた。

その方は血に染まった衣をまとい、その名は、

神の言葉

と、呼ばれていた。

天の軍勢は白く聖い亜麻布を着ていた。

白い馬に乗って彼に従っていた。

この方の口からは、

諸国の民を討つ為に鋭い剣が出ていた。

鉄の杖で彼らを牧するのはこの方である。

また、

全能者なる神の激しい憤りの葡萄の踏み場を

踏まれるのは、この方である。

その衣と腿の所には

王の王・主の主

と言う名が記されていた。

また私は、

太陽の中に立っている一人の御遣いを見た。

彼は大きな声で

中天を飛んでいる全ての鳥たちよ。

さぁ、神の大宴会に集まれ。

そして、

王達の肉、

千人隊長の肉、力ある者達の肉、

馬とそれに乗っている者達の肉、

全ての自由人と奴隷達、

また小さい者や大きい者達の肉

を、食べよ。

と、叫んだ。

また、私は、

獣と地の王達とその軍勢が集まり、

馬に乗る方とその軍勢に戦いを挑む光景

を、見た。

しかし、獣は捕えられた。

この両者は、生きたまま

硫黄の燃える火の池に投げ込まれた。

残りの者達は、

馬に乗っている方の剣により殺された。

全ての鳥が彼等の肉を飽きるほど食べた。