あなた方の間の戦いや争いは、
何処から出て来るのでしょうか。
ここから、すなわち、
あなた方の体の中で戦う欲望
から出て来るのではありませんか。
あなた方は、欲しても
自分のものにならないと、人殺しをします。
熱望しても手に入る事が出来ないと、
争ったり戦ったりします。
自分のものにならないのは、
あなた方が求めないからです。
求めても得られないのは、
自分の快楽の為に使おうと悪い動機
で、求めるからです。
節操のない者達。
世を愛する事は、
神に敵対する事だと分からないのですか。
世の友となりたいと思う者は、
誰でも自分を神の敵としているのです。
それとも、
神は、私達のうちに住まわせた御霊を
妬むほどに慕っておられる。
神は、さらに豊かな恵みを与えて下さる。
と、聖書は意味もなく語っていると思いますか。
また、
神は高ぶる者には敵対し、
へりくだった者には恵みを与える。
と、言われています。
ですから、神に従い、悪魔に対抗しなさい。
そうすれば、悪魔はあなた方から逃げ去ります。
神に近づきなさい。
そうすれば、神はあなた方に、
近づいて下さいます。
罪人達。
手を聖めなさい。
二心の者達。
心を聖めなさい。
嘆きなさい。
悲しみなさい。
泣きなさい。
あなた方の笑いを悲しみに、
喜びを憂いに変えなさい。
主の御前でへりくだりなさい。
ならば、主があなた方を高く上げて下さいます。
兄弟達。
互いに悪口を言い合ってはいけません。
自分の兄弟について悪口を言う者、
裁いたりする者はいませんか。
それは、律法について悪口を言い、
律法を裁いているのです。
もし、あなたが律法を裁くなら、
律法を行う者ではなく、裁く者です。
律法を定め、裁きを行う方はただ一人で、
救う事も滅ぼす事もできる方です。
隣人を裁くあなたは、いったい何者ですか。
あなた方の中で、
今日か明日、これこれの町に行き、
そこに一年いて商売をして儲けよう。
と、話している人達へ。
よく聞きなさい。
あなた方には、明日の事はわかりません。
あなた方の命とは、どのようなものでしょうか。
あなた方は、しばらく間現れて、
それで消えてしまう霧です。
あなたがたは、
主の御心であれば、私達は生きて、
この事、あるいはあの事をしよう。
と、言うべきです。
ところが実際には、
あなた方は大言壮語して誇っています。
その様な誇りはすべて悪い事です。
こういう訳で、
なすべき良い事を知っていながら
行わないなら、それはその人のには罪です。