兄弟達。それらがいつなのか、
また、どういう時かについては、
あなた方は、
私達に書いてもらう必要がありません。
主の日が夜中の盗人のように来るという事は、
あなた方自身がよく承知しているからです。
人々が、
「平和だ。安全だ。」
と、言っているそのような時に、
突如として滅びが彼らに襲い掛かります。
ちょうど、
妊婦に生みの苦しみが臨むようなもので、
それを逃れる事は決してできません。
しかし、兄弟たち。
あなた方は、
暗闇の中には、いないのですから、
その日が、
盗人のようにあなた方を襲うことはありません。
あなた方は皆、
光の子供、昼の子供だからです。
私達は、夜や暗闇の者ではありません。
ですから、
他の人々のように眠っていないで、
目を覚まして、慎み深くしていましょう。
眠る者は夜眠り、酔う者は夜酔うからです。
しかし、私達は昼の者なので、
信仰と愛を胸当てとして着け、
救いの望みを兜としてかぶって
慎み深くしていましょう。
神は、
私達が御怒りに会うように
お定めになったのではなく、
主イエス・キリストにあって、
救いを得るようにお定めになったからです。
主が私達の為に、死んでくださったのは、
私達が、目覚めていても、眠っていても、
主とともに生きるためです。
ですから、
あなたがたは、今しているとおり、
互いに励まし合い、
互いに徳を高め合いなさい。
兄弟達よ。あなた方にお願いします。
あなた方の間で労苦し、
主にあってあなた方を指導し、
訓戒している人々を認めなさい。
その務めゆえに、
愛をもって、深い尊敬を払いなさい。
お互いの間に平和を保ちなさい。
兄弟たち。
あなた方に勧告します。
気ままな者を戒め、
小心な者を励まし、
弱い者を助け、
全ての人に対して寛容でありなさい。
誰も悪をもって悪に報いないように、
気を付け、
お互いの間で、また全ての人に対して、
いつも善を行うように務めなさい。
いつも喜んでいなさい。
絶えず祈りなさい。
全ての事について
感謝しなさい。
これが、キリスト・イエスにあって
神があなた方に臨んでおられる事です。
御霊を消してはなりません。
預言をないがしろにしてはいけません。
全ての事を見分けて、
本当に良いものを堅く守りなさい。
悪はどんな悪でも避けなさい。
平和の神ご自身が、
あなた方を、
まったく
聖なる者として
下さいますように。
主イエス・キリストの来臨の時、
責められる所のないように、
あなた方の霊・魂・身体が、
完全に守られますように。
あなた方を召された方は真実ですから、
きっとその事をしてくださいます。
兄弟たち。
私達の為にも祈ってください。
全ての兄弟達に、
聖なる口づけをもって挨拶をしなさい。
この手紙が全ての兄弟達に読まれるように、
主によって命じます。
私達の主イエス・キリストの恵みが、
あなた方とともにありますように。