キリスト・イエスのしもべ、
神の福音の為に選び出され、使徒として召されたパウロから
この福音は、神がご自分の預言者達を通して聖書に、
あらかじめ約束された、御子に関する書です。
御子は、肉によればダビデの子孫から生まれました。
聖なる霊によれば、死者の中から復活により
力ある神の子として公に示された方、私達の主イエス・キリストです。
この方により、私達は恵みと使徒の務めを受けました。
御名の為に、全ての異邦人の中に信仰の従順をもたらす為です。
その異邦人達の中にあって、
あなた方も召されてイエス・キリストのものとなりました。
ローマにいる全ての神に愛され、召された聖徒達へ。
私達の父なる神と主イエス・キリストから
恵みと平安があなた方にありますように。
人は皆、上に立つ権威に従うべきです。
神のよらない権威はありません。
存在している権威は全て、神により立てられているからです。
したがって、権威に反抗する者は、神の定めに逆らうのです。
逆らう者は自分の身に裁きを招きます。
支配者を恐ろしいと思うのは、良い行いをする時ではありません。
悪を行う時です。
権威を恐ろしいと思いたくなければ、善を行いなさい。
そうすれば、権威から称賛されます。
彼はあなたに益を与える神のしもべです。
しかし、あなたが悪を行うなら、恐れなければなりません。
彼は無意味に剣を帯びてはいないからです。
彼は神のしもべです。
悪を行う人には怒りをもって報います。
ですから、怒りが恐ろしいから
悪を行わないというより良心にも従うべきです。
同じ理由で、あなた方は税金も納めるのです。
彼等は神の公僕であり、その務めに専念しているのです。
すべての人に対して義務を果たしなさい。
税金を納めるべき人には税金を納めなさい。
関税を治めるべき人には関税を納めなさい。
畏れるべき人を畏れなさい。
敬うべき人を敬いなさい。
誰に対しても、何の借りもあってはいけません。
だだし、お互いを大切にする事は別です。
他の人を大切にする事は、律法の要求を満たしているのです。
出エジプト記に記されている、
姦淫してはならない。
殺してはならない。
盗んではならない。
隣人のものを欲してはならない。
という戒め、他のどんな戒めであっても
あなたの隣人を、自分自身のように大切にしなさい。
という言葉に要約されるからです。
思いやりは隣人に対して悪を行いません。
それ故、思いやりの律法は要求を満たす者です。
さらにあなた方は、今がどのような時であるかを知っています。
あなた方が、眠りから覚めるべき時刻がもう来ているのです。
私達が信じた時よりも、
今は、救いがもっと私達に近づいているのですから。
夜は深まり昼は近づいてきました。
ですから私達は、闇の技を脱ぎ捨て、
光の武具を身につけようではありませんか。
遊興や泥酔、淫乱や好色、争いや妬みの生活ではありません。
昼らしい品位のある生き方をしようではありませんか。
主イエス・キリストを着なさい。
欲望を満たそうと肉に心を用いてはいけません。
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