イエス・キリストの誕生は、
次のようであった。
その母、マリヤは、
ヨセフの妻と決まっていたが、
ふたりがまだ一緒にならないうちに、
聖霊によって身重になったことがわかった。
夫のヨセフは正しい人であって、
彼女をさらし者にはしたくなかったので、
内密に去らせようと決めた。
彼がこのことを思い巡らしていた時、
主の使いが夢に現れて言った。
ダビデの子ヨセフ、
恐れないで、あなたの妻マリヤを迎えなさい。
その胎に宿っている者は、聖霊によるのです。
マリヤは男の子を産みます。
その名をイエスとつけなさい。
この方こそ、ご自分の民を
その罪から救ってくださる方です。
このすべての出来事は、
主が預言者を通して、
言われた事が成就するためであった。
見よ、処女が身ごもっている。
そして男の子を産む。
その名は、
インマヌエルと呼ばれる。
(訳すと、,
神は私達とともにおられる
という意味である。)
ヨセフは眠りから覚め、
主の使いに命じられたとおりにして、
その妻を迎え入れ、
そして、子供が生まれるまで、
彼女を知ることがなく、
その子供の名をイエスとつけた。