さて、安息日が終わった。

マグダラのマリヤと

ヤコブの母マリアとサロメ

イエスに油を塗りに行こう。

そして、そのための香油を買った。

週の初めの日の早朝、

太陽が昇った頃、墓へ向かった。

マリヤ・サロメ

誰が墓の入り口から石を、

転がしてくれるでしょうか。

ところが、目をあげると、

その石が転がしてあるのが見えた。

石は非常に大きかった。

二人は、墓の中に入った。

すると、真っ白な衣をまとった青年が、

右側に座っている姿が見えた。

彼女達は非常に驚いた。

青年

驚くことはありません。

あなた方は、

十字架につけられたナザレ人イエス

を、探しているのでしょう。

あの方は、甦られました。

ここにはおられません。

ご覧さない。

ここがあの方の納められていた場所です。

さぁ、ペテロ・弟子達に

イエスは、

あなた方より先にガリラヤへ行かれます。

生前、言われた通り、

そこでお会いできます。

と、伝えなさい。

彼女達は墓を出た。

そこから逃げ去った。

震えあがり、気も動転していたからである。

そして、誰にも何も言わなかった。

恐ろしかったからである。

彼女達は、命じられたすべての事を、

ペテロとその仲間達に短く伝えた。

その後、イエスご自身が彼らを通して、

清く朽ちたる事のない永遠の救いの宣言を

日の昇る所から日の沈む所まで送られた。

アーメン

さて、週の初めの日の朝早く日の事だった。

甦ったイエスは、最初にマグダラのマリヤに、

ご自分を現わされた。

彼女は、かつて七つの悪霊を、

イエスに追い出してもらった人である。

マリアは、

イエスと一緒にいた人達が、

嘆き悲しんで泣いている場所を訪ねた。

そして、イエスが現れたことを伝えた。

しかし、嘆き悲しんでいる人々は、

イエスが生きていて、マリヤの前に現われた。

と、聞いても信じられなかった。

それから、彼らのうちの二人が徒歩で、

田舎に向かっていた。

イエスは別の姿でご自分を現わされた。

その二人も、他の人達の所へ行き、知らせた。

しかし、彼らはその話も信じなかった。

その後、イエスは、弟子達・11人が、

食卓に付いている場所に現れた。

彼らの不信仰と頑なな心をお責めになった。

甦られたイエスを見た人達の言う事を、

彼らが信じなかったからである。

イエス

全世界に出て行き、

すべての造られた者に、

福音を宣べ伝えなさい。

信じてバブテスマを受ける者は救われます。

しかし、信じないものは罪に定められます。

信じる人々には次のような証が伴います。

すなわち、私の名により悪霊を追い出し、

新しい言葉で語り、その手で蛇を掴み、

たとえ毒を飲んでも決して害を受けず、

病人に手を置けば癒されます。

主イエスは彼らに語った後、天にあげられ、

神の右の座につかれた。

弟子達は出て行き、

いたるところで福音を宣べ伝えた。

主は彼らとともに働いた。

御言葉を、それに伴う証を持ち、

確かなものとされた。