神の御によるキリスト・イエスの使徒パウロと兄弟テモテからコリントにある神の教会、ならびにアカイア全土にいる全ての聖徒達へ。

私は誇らずにはいられません。

誇っても無益ですが、

主の幻と啓示の話に入りましょう。

私はキリストにある一人の人を知っています。

この人は、

14年前に第三の天にまで引き上げられました。

私は、肉体のままであったのか、

肉体を離れてであったのか知りません。

それは、神がご存知です。

私はこのような方を知っています。

私は、肉体のままであったのか、

肉体を離れてであったのか知りません。

それは、神がご存知です。

私は、このような人を知っています。

神は、パラダイスに引き上げられました。

言い表す事も出来ない、人間が語る事を

赦されていない言葉を聞きました。

このような人の事を私は誇ります。

しかし、私自身については、

弱さ以外は誇りません。

たとえ、私が誇りたいと思ったとしても、

愚か者とはならないでしょう。

本当の事を語るからです。

しかし、その啓示があまりにも素晴らしい為に、

私について見る事、

私から聞く事以上に

誰かが私を過大に評価するといけないので、

私は誇る事を控えましょう。

その啓示のすばらしさの為に、

傲慢にならないように、

私は肉体に一つの棘を与えられました。

それは、私が高慢にならないように、

私を打つためのサタンの遣いです。

この遣いについて、

私から去らせて下さるように。

と、私は三度主に願いました。

しかし主は、

私の恵みはあなたに十分である。

私の力は弱さのうちに完全に現れるから。

と、言われました。

ですから、私は、

大いに喜んで自分の弱さを誇りましょう。

それは、キリストの力が私を覆う為です。

私は、キリストの故に

弱さ、侮辱、苦悩、迫害、困難を喜んでいます。

と言うのは、私が弱い時にこそ私は強いからです。

私は愚か者になってしまいました。

あなた方が無理に私をそうさせたのです。

私は当然、

あなた方の推薦を受けてよかったはずです。

私は、取るに足らない者であったとしても、

大使徒達に少しも劣る所はなかったのですから。

私は忍耐を尽くして、あなた方の間で

使徒としてのしるしを明らかにしました。

しるしと不思議と力ある技によってです。

あなた方が、

他の諸教会より劣っている点は何でしょうか。

この私が、あなた方に、

負担を掛けなかった事だけではありませんか。

この不正の事は赦してください。

見なさい。

私は、あなた方の所に、

三度目の訪問をする準備ができています。

、あなた方に負担はかけません。

私が求めているのは、

あなた方が持っている者ではありません。

あなた方自身なのです。

子が親の為に蓄える必要はなく、

親がこの為に蓄えるべきです。

私は、あなた方の魂の為に、

大いに喜んで財を費やし、

自分自身を使い尽くしましょう。

私があなた方を愛すれば愛するほど、

私はますます愛されなくなるのでしょうか。

それならそれでよいとして、

私はあなた方に重荷を負わせませんでした。

それでも私は悪賢くて

あなた方からだまし取ったと言われます。

私はあなた方の所に人を遣わしました。

が、そのうちの誰かによって、

あなた方を騙す事があったでしょうか。

私は、テトスにそちらに行くように頼みました。

あの兄弟も共に遣わしました。

テトスはあなた方を騙したでしょうか。

私達を同じ心で歩んだではありませんか。

同じ足跡を辿ったではありませんか。

あなた方は、私達が、

あなた方に対して自己弁護をしているのだ。

と、前からずっと思っていましたか。

私達は神の御前で、

キリストにあって語っているのです。

愛する者達、全ては、

あなた方が成長する為なのです。

私は心配しています。

そちらに伺うと、

あなた方は期待した様な人達ではなく、

私もあなた方が期待した様な者でなかった。

という事にならないでしょうか。

争い、

妬み、

憤り、

党派心、

悪口、

陰口、

高ぶり、

混乱

が、ありはしないでしょうか。

私が再びそちらに伺います。

その時に、私の神があなた方の前で

私を恥じ入らせるのではないでしょうか。

そして、

以前に罪を犯していながら、

犯した汚れと淫らな行いと好色

を、悔い改めない多くの人達がいます。

その人達を、私は嘆く事にならないでしょうか。