神の御心によるキリスト・イエスの使徒パウロと兄弟テモテから
コリントにある神の教会ならびにアカイア全土にいる全ての聖徒達へ。

さて、顔を合わせている時は大人しいのに

離れているとあなた方に対して強気になる私パウロです。

キリストの柔和さと優しさをもって、あなた方にお願いします。

私は、

肉に従って歩んでいると見なす人に対しては、

大胆にふるまうべきだ。

と、考えています。

そちらに伺った時に、

その確信から強気にふるまわないですむように願います。

私達は肉にあって歩んではいても、肉に従って戦ってはいません。

私達の戦いの武器は肉のものではなく、

神の為に要塞を打倒す力があるものです。

私達は、様々な議論と神の知識に逆らって建つ

あらゆる高ぶりを打倒します。

また、全ての謀り事を取り押さえて、キリストに服従させます。

また、あなた方の従順が完全になった時、

全ての不従順を罰する用意ができています。

あなた方がうわべの事だけを見ています。

もし、

自分はキリストに属する者だと確信している人がいるなら、

その人は自分がキリストに属しているように、

私達もキリストに属しているという事をもう一度よく考えなさい。

あなた方を倒す為にではなく立てる為に、

主が私達に与えて下さった権威について、

私が多少誇りすぎる事があっても、

恥とはならないでしょう。

私は、手紙であなた方を脅しているかのように

思われたくありません。

何故なら

パウロの手紙は重みがあって力強いが、

会ってみると弱々しく話は大したことなない。

と言う人達がいるからです。

そのような人は覚えていなさい。

私達は離れて書く手紙の言葉通りの者として、

そちらに伺ってもふるまいます。

私達は、

自分自身を推薦している人達の中の誰かと、

自分を同列に置いたり比較したりしよう

とは思いません。

彼らは自分達の間で自分自身を量ったり、

互いに比較しあったりしています。

それは、愚かな事です。

私達は限度を超えて誇りません。

神が、私達に割り与えて下さった限度の内で、

あなた方の所にまで伺った事について、私達は誇るのです。

私達は、あなた方の所を訪ねなかったように、

無理に手を伸ばしているのではありません。

事実、私達は他の人達に先んじて、

あなた方の所にキリストの福音を携えて行ったのです。

私達は自分の限度を超えて、他の人の労苦を誇る事はしません。

ただ、あなた方の信仰が成長し、

あなた方の間で、私達の働きが定められた範囲の内で拡大し、

溢れるほどになる事を望んでいます。

それは、あなた方より向うの地域まで福音を宣べ伝える為です。

決して他の人の領域で、既になされた働きを誇る為ではありません。

誇る者は主を誇れ

自分自身を推薦する人ではなく、主に推薦される人こそ本物です。

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