あなた方の間に

不品行があるという事が言われています。

しかも、それは、

異邦人の中にもないほどの不品行で、

父の妻を妻にしている者がいるとの事です。

それなのに、

あなた方は誇り高ぶっています。

そればかりか、その様な行いをしている者を、

あなた方の中から取り除こうとして

悲しむこともなかったのです。

私の方では、身体はそこにいなくても

心はそこにおり、現にそこにいるのと同じ様に、

そのような行いをしたものを

主イエスの御名によってすでに裁きました。

あなた方が集まった時に、

私も、霊においてともにおり、

私達の主イエスを権能をもって、

このような者をサタンに引き渡したのです。

それは彼の肉が滅ぼされるためですが、

それによって、

彼の霊が主の日に救われるためです。

あなた方の傲慢は、よくないことです。

あなた方は、ほんのわずかのパン種が、

粉のかたまり全体を

含ませる事を知らないのですか。

新しい粉のかたまりのままでいるために、

古いパン種を取り除きなさい。

あなたがたはパン種の無いものだからです。

私達の過ぎ越しの子羊キリストが、

すでに、ほふられたのです。

ですから、私達は、古いパン種を用いたり、

悪意と不正のパン種を用いたりしないで、

パン種のはいらない、純粋で真実なパンで、

祭りをしようではありませんか。

私は前にあなた方に送った手紙で、

「不品行な者達と交際しないように。」

と、書きました。

それは、

「世の中の不品行な者、貪欲な者・略奪する者・

    偶像礼拝する者と全然交際しないように。」

という意味ではありません。

もしそうだとしたら、

この世界から

出て行かなければならないでしょう。

私が書いたことの本当の意味は、

「もし、兄弟と呼ばれるもので、

   しかも、不品行な者・

   貪欲な者・偶像を礼拝する者・

   人をそしる者・酒に酔う者・

   略奪する者がいたら、

   そのような者とは付き合ってはいけない。

   一緒に食事をしてもいけない。」

と、いう事です。

外部の人達を裁く事は、

私がすべき事でしょうか。

あなた方が裁くべき者は、

内部の人達ではありません。

外部の人達は、神がお裁きになります。

その悪い人を

あなた方の中から除きなさい。