私が使徒となったのは、人間から出た事ではありません。
また、人間の手を通した事でもありません。
イエス・キリストを死者の中から甦らせた父なる神によるものです。
私とともにいるすべての兄弟達から、ガラテヤの諸教会へ。

キリストは、自由を得させる為に、

私達を解放してくださいました。

ですから、あなた方は、堅く立ち、

再び奴隷のくびきを、

負わされないようにしなさい。

よく聞いて下さい。

私パウロがあなた方に言います。

もし、あなた方が割礼を受けるなら、

キリストは、あなた方に

何の益ももたらさない事になります。

割礼を受ける全ての人に、

もう一度はっきり言っておきます。

そういう人には、

律法全体を行う義務があります。

律法により義と認められようとしているなら、

あなた方はキリストから離れ、

恵みから落ちてしまったのです。

私達は、

義とされる望みの実現を、

信仰により御霊により、

待ち望んでいるのですから。

キリスト・イエスにあって大事なのは、

割礼を受ける受けないではありません。

愛により働く信仰なのです。

あなた方はよく走っていました。

なのに、誰があなた方の邪魔をして、

真理に従わないようにさせたのですか。

そのような説得は、あなた方を、

召された方から出たものではありません。

僅かなパン種がこねた粉全体を、

膨らませるのです。

私は、主にあって、

あなた方が別の考えを持つ事は決してない

と、確信しています。

しかし、あなた方を動揺させるものは、

誰であろうと、裁きを受けます。

兄弟達。

もしも私が、今でも割礼を宣べ伝えているなら、

どうして今なお迫害を、受けているのですか。

それを宣べ伝えているなら、

十字架の躓きはなくなっているはずです。

あなた方をかき乱す者達は、

いっそのこと切除してしまえばよいのです。

兄弟達。

あなた方は自由を与えられる為に、

召されたのです。

ただ、その自由を肉の働く機会としないで、

愛をもって互いに仕え合いなさい。

律法全体は、

あなたの隣人を、自分自身のように愛しなさい。

という一つの言葉で全うされるのです。

気を付けなさい。

互いに、

噛み附き合ったり、

食い合ったりしているなら、

互いの間で滅ぼされてしまいます。

私は言います。

御霊により歩みなさい。

そうすれば、

肉の欲望を満たす事は決してありません。

肉が望む事は御霊に逆らい、

御霊が望む事は肉に逆らうからです。

この二つは互いに対立しています。

なので、あなた方は、

願っている事が出来なくなります。

御霊によって導かれているなら、

あなた方は律法の下にはいません。

肉の技は明らかです。

すなわち、

淫らな行い、汚れ、好色、偶像礼拝、

魔術、敵意、争い、そねみ、憤り、

党派心、分裂、妬み、泥酔、遊興、

そういった類のものです。

以前にも話したように、

今もあなた方にあらかじめ言っておきます。

このような事をしている者達は、

神の国を相続できません。

しかし、御霊の実は、

愛・喜び・平安・寛容・親切・

善意・誠実・柔和・自制

です。

このような者に反対する律法はありません。

キリスト・イエスにつく者は、

自分の肉を情欲や欲望とともに、

十字架に付けたのです。

私達は、御霊によって生きているのなら、

御霊により、進もうではありませんか。

うぬぼれて、互いに挑み合ったり、

妬みあったり、しないようにしましょう。

        

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