ナアマ人ツォファル

言葉数が多ければ言い返されないだろうか

人は唇で義とされるだろうか。

あなたの無駄話は、人を黙らせるだろうか。

あなたが嘲る時、

あなたに恥を見させる者。

は、いないのだろうか。

あなたは、

私の主張は純粋だ。

私はあなたの目に清い。

と、言う。

しかし、

あなたに、神が語りかけ、

あなたに対して唇を開いて下っていた。

ならば、

神は知恵の奥義をあなたに告げ、

知性を倍にしてくださった。

であろう。

知れ。神が、あなたの咎を忘れて下さった事を。

あなたは、神の深さを見極められるだろうか。

全能者の極みを見出せるだろうか。

それは天よりも高い。

あなたに何ができるだろう。

それはよみよりも深い。

あなたが何を知り得るだろう。

それを測ると、地よりも長く、海よりも広い。

もし、神が、

通り過ぎたり、

閉じ込めたり、

法廷を招集したり、

するなら、誰が引き止められるだろう。

確かに神は、不真実な者を知っておられる。

不法を見て、気付かれないだろうか。

無知な人間も賢くなるだろう。

野ろばの子が、人として生まれるのなら。

もし、あなたが、

心を定め、神に向かい手を伸べ広げるなら、

手に不法があればそれを遠ざけ、

あなたの天幕に不正を住まわせないなら、

その時、あなたは

欠けのない者として顔をあげる事ができ、

堅く立って、恐れる事はない。

こうしてあなた自身は労苦を忘れる。

これを流れ去った水のように、思い出すだろう。

あなたの一生は真昼よりも輝き、

闇も朝日のようになる。

望みがあるので、あなたは安らぎ、

守られて安らかに休む。

横になっても、あなたを脅かす者はいない。

多くの者があなたの好意を求める。

しかし、悪者どもの目を衰え果て、

彼らは逃れ場を失なう。

彼らの望みは、最後の一息に過ぎない。

創世記16章12節

彼は野生のろばのような人となり

その手は全ての人に逆らい、

全ての人の手も彼に逆らう。

彼は全ての兄弟に敵対して住む。