私の魂は命を忌み嫌う。
私は不平をぶちまけ、
魂の苦しみの内に私は語ろう。
私は神にこう言おう。
私を不義に定めないでください。
何のために私と争われるのか。
を、教えてください。
あなたが人を虐げ、御手の労苦の実を蔑んだ。
悪しき者達の謀に光を添える事は、
あなたにとって良い事でしょうか。
貴方には肉の目があるのですか。
あなたは、
人間が見るように見られるのですか。
あなたの日々は、
人間の日々のようなのですか。
あなたの年は人の年のようなのですか。
私の咎を探し出し、
私の罪を探り出されるのですか。
あなたは、
私に悪しき事がない事、
あなたの手から救い出せる者がいない事。
を、ご存じなのに。
あなたの手が私をかたどり、
私を造られました。
それなのに、私を滅ぼし尽くそうとされます。
思い出してください。
あなたは私を粘土のようにして造られました。
私を土の塵を戻そうとなさるのですか。
あなたは私を、
乳のように注ぎ出し、
チーズのように集め、
皮と肉を私に着せて、
骨と筋で編まれた
では、ありませんか。
恵みをもって私に命を与え、
あなたの顧みが私の霊を守りました。
しかし、あなたは、
これらの事を心に秘めておられました。
この事があなたの内にあるのを
私は知っています。
もし、私が、
罪ある者
と、なるならあなたは私を見張られます。
こうして、私の咎を免じては下さいません。
もし、私が悪しき者とされるのなら、
なんと、悲しい事でしょう。
私は正しい者とされても、
頭を上げる事はできません。
自分の恥に飽き飽きし、
自分の苦しみを見ていますから、
頭を上げるとあなたは獅子のように私を狙い、
再び、私に驚くべき力を振るわれるでしょう。
あなたは私に対して、
証人達を新たに立てるでしょう。
私に向かい苛立ちを増し加え、
いよいよ私を苦しめられるでしょう。
何故、あなたは
私の母の胎から出されたのですか。
私が息絶えていたなら、
誰の目にも留まらなかったでしょう。
私は、存在しなかったかのように、
母の胎から墓に運ばれていたらよかったのに。
私の生きる日は僅かなのですか。
それならやめてください。
私にかまわないでください。
私は僅かでも明るく振舞いたいのです。
私が闇と死の陰の地に行き、
再び帰って来なくなる前に。
そこは、暗闇のように真っ暗な地。
死の陰があり、秩序がなく
光も暗闇のようです。