また、香をたく為の祭壇を造れ。
それをアカシヤ材で造る。
長さ:44センチ、
幅 :44センチ
高さ:88センチとする。
祭壇から角が出ているようにする。
祭壇の上面と側面全て、角には純金を被せる。
その周囲は、金の飾り縁を作る。
また、その祭壇の為に二つの金の環を作る。
その飾り縁の下の両側に、
相対するように作る。
これは祭壇を担ぐ棒を通す所とする。
その棒はアカシヤ材で造り、金を被せる。
それを、
あかしの箱を遮る垂れ幕の手前、
私とあなたと会う、
あかしの箱の上のなだめの蓋
の手前に置く。
アロンはそのうえで、香りの高い香を焚く。
朝毎にともしびを整え、煙を立ち昇らせる。
アロンは、夕暮れに灯をともす時も、
煙を立ち昇らせる。
これは、あなた方の代々にわたる
主の前の常句の香のささげ物である。
あなた方はそのうえで、
異なった香
異なった全焼の献げ物
異なった穀物の献げ物
を、献げてはならない。
アロンは、年に一度、
その角の上で宥めを行う。
その祭壇の為に、
罪の浄めの献げ物の、
宥めの為の血により
彼は代々にわたり、
年に一度、宥め
を、行う。
これは主にとって最も聖なる物である。
あなたがイスラエルの子らの登録の為に、
その頭数を調べる時、
各々登録に当たり、
自分の魂の償い金を主に納めなければならない。
これは、彼らの登録に当たり、
彼らに災いが起こらないに様にする為である。
登録される者がそれぞれ納めるのは、
聖所のシュケルで0.5シュケル。
1シュケル20ゲラで、0.5シュケル
が主への奉納物である。
20歳以上で、登録される者は皆、
主にこの奉納物を納める。
あなた方の魂の為に宥めを行うと、
主に奉納物を納める時には、
富む人も、
0.5シュケルより多く払ってはならず、
貧しい人もそれより少ない金額ではいけない。
イスラエルの子らにとって、
あなた方の魂に宥めがなされた事に対する
主の前での記念となる。
洗いの為に洗盤とその台を青銅で造りなさい。
それを会見の天幕と祭壇の間に置き、
その中に水を入れよ。
アロンとその子らは、そこで手と足を洗う。
彼らが天幕に入る時には水を浴びる。
彼らが死ぬ事のないようにする為である。
また、彼らが
主への食物の献げ物を焼き、煙にする務めの為に
祭壇に近づく時にもその手、その足を洗う。
彼らが死ぬ事のないようにする為である。
これは彼とその子孫にとって、
代々にわたる永遠の掟である。