イサクは、アブラハムの時代に、

掘ってあった井戸を再び掘った。

それは、

ペリシテ人が、アブラハムの死後ふさいた。

イサクは、父が付けた名と同じ名を付けた。

イサクのしもべ達が、谷間を掘っている時、

そこに湧き水の出る井戸を見つけた。

ゲラルの羊飼いたち

この水は我々のものだ。

イサクの羊飼い達と、

ゲラルの羊飼いが争った。

だから、イサクは、

その井戸の名を「エサク」とした。

イサクのしもべ達は、

もう一つの井戸を掘った。

ところが、

その井戸の所有権をめぐって、

ゲラルの羊飼いたちと、争った。

その井戸の名を、

「シテナ」(争うという意味)と呼んだ。

イサクは、シテナから移り、他の井戸を掘った。

その井戸については、

争いがなかったから「レホポテ」と呼んだ。

イサク

今や、主は、私達に近い所を与えて、

私達が、

この地で増えるようにしてくださった。

彼は、そこからぺエル・シェバに上った。

主の仰せ

私は、あなたの父アブラハムの神である。

恐れてはならない。

私が、あなたとともにいる。

私は、あなたを祝福し、

あなたの子孫を、増し加えよう。

私のしもべ、アブラハムのゆえに

イサクは、そこに祭壇を築き、

主の御名によって祈った。

彼はそこに、天幕を張り、

イサクのしもべらは、井戸を掘った。

その頃、アビメレクは、

友人のアフザテとその将軍ピコルと一緒に

ゲラルからイサクの所にやってきた。

イサク

何故、あなた方は、私の所に来たのですか。

あなた方は、私を憎んで、

あなた方の所から私を追い出したのに。

アビメレクとピコル

私達は、

主が、あなたとともにおられる事を、

はっきり見たのです。

それで、私達は申し出します。

どうか、私達の間で、

すなわち、私達とあなたの間で、

誓いを立ててください。

あなたと契約を結びたいのです。

それは、私達があなたに手出しをせず、

ただ、あなたに良い事だけを行い、

平和のうちにあなたを送り出したように、

あなたも、

私達に害を加えないという事です。

あなたは、今、主に祝福されています。

そこで、イサクは彼らのために宴会を催し、

彼らは飲んだり、食べたりした。

翌朝早く、彼らは、互いに契約を結んだ。

イサクは彼らを繰り出し、

彼らは平和の内に、彼の所から去った。

ちょうどその日、

イサクのしもべ達が帰ってきた。

イサクのしもべ達。

私共は、今日、井戸を掘りあてました。

つまり、水を見つけました。

そこで、イサクは、

その井戸を「シブア」と、名付けた。

今日でも、

その街の名・ベエル・シェバ

と、いう。

エサウは、40歳になって、

ヘテ人ベエリの娘エフディテと、

ヘテ人エロンの娘パセマテを、

妻にめとった。

彼女たちは、

イサクとリベカにとって、

悩みの種になった。

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