さて、全地は一つの言葉、
一つの話言葉であった。
その頃、人々は東の方から移動してきて、
シヌアルの地に平地を見つけ、定住した。
人々
さぁ、レンガを作ってよく焼こう
彼らは石の代わりにレンガを用い、
粘土の代わりに瀝青を用いた。
人々
さぁ、街を建て、
頂が天に届く塔をたて、名をあげよう。
我々が全地に散らされるといけないから。
その時主は、
人間の建てた街と塔をご覧になる為に
天から降りて来られた。
主の仰せ
彼らがみな、
一つの民、一つの言葉だから、
このような事を始めたのだ。
だから、今、
彼らがしようとする事を止めよう。
さぁ、降りて行き、、彼らの言葉を混乱させ、
彼らの言葉が互いに通じない様にしよう。
こうして、主は、
人々を、各地に散らされた。
彼らは、その街を建てるのをやめた。
それゆえ、その町の名はハベルと呼ばれた。
主が、言葉をそこで混乱させたから、
主が、人々をそこから各地に散らしたからである。
系 図(寿命と世継ぎ誕生年齢)