第 7 章
その4

それで、

彼らは角笛を吹き鳴らして、ツボを打ち砕き、

それから左手にたいまつを固く握り、

右手に吹き鳴らす角笛を固く握って、

「主の剣、ギデオンの剣だ。」

と、叫び、

それぞれの陣営の持ち場に着いたので、

陣営の者はみな走り出し、大声をあげて逃げた。

300人が角笛を吹き鳴らしている間に、

主は、陣営の全面に渡って、

同士討ちが起こるようにされた。

それで陣営はツェレラの方のベテ・ハシタや

タバテの近くのアベル・メホラの端まで逃げた。

イスラエル人は

ナフタリとアシェルと全マナセから呼び集められ、

彼らはミデヤン人を追撃した。

次いで、

ギデオンはエフライムの山地全域に使者を送った。

「降りて来て、ミデヤン人を攻めなさい。

ベテ・バラまでの流れと、

ヨルダン川を攻め取りなさい。」

そこで、エフライム人は皆呼び集められた。

彼らは、ベテ・バラまでの流れと、

ヨルダン川を攻め取った。

また、彼らは、

ミデヤン人の二人の首長オレブとゼエブを捕え、

オレブをオレブの岩で、

ゼエブをゼエブの酒船で殺し、

こうしてミデヤン人を追撃した。

彼らは

ヨルダン川の向こう側にいたギデオンの所に、

オレブとゼエブの首を持って行った。