それで、
彼らは角笛を吹き鳴らして、ツボを打ち砕き、
それから左手にたいまつを固く握り、
右手に吹き鳴らす角笛を固く握って、
「主の剣、ギデオンの剣だ。」
と、叫び、
それぞれの陣営の持ち場に着いたので、
陣営の者はみな走り出し、大声をあげて逃げた。
300人が角笛を吹き鳴らしている間に、
主は、陣営の全面に渡って、
同士討ちが起こるようにされた。
それで陣営はツェレラの方のベテ・ハシタや
タバテの近くのアベル・メホラの端まで逃げた。
イスラエル人は
ナフタリとアシェルと全マナセから呼び集められ、
彼らはミデヤン人を追撃した。
次いで、
ギデオンはエフライムの山地全域に使者を送った。
「降りて来て、ミデヤン人を攻めなさい。
ベテ・バラまでの流れと、
ヨルダン川を攻め取りなさい。」
そこで、エフライム人は皆呼び集められた。
彼らは、ベテ・バラまでの流れと、
ヨルダン川を攻め取った。
また、彼らは、
ミデヤン人の二人の首長オレブとゼエブを捕え、
オレブをオレブの岩で、
ゼエブをゼエブの酒船で殺し、
こうしてミデヤン人を追撃した。
彼らは
ヨルダン川の向こう側にいたギデオンの所に、
オレブとゼエブの首を持って行った。