その人は泊まりたくなかったので、

立ち上がって出て行き、

エブスすなわちエルサレムの向かい側に

やって来た。

鞍を付けた一くびきのろばと

彼のそばめとが一緒だった。

彼らが

エブスつまりエルサレムのむかい側に

やって来た時の近くに来た時、

日は非常に低くなっていた。

それで、若い者は主人に話した。

若い者

さぁ、このエブス人の街に寄り道をして、

そこで一夜を明かしましょう。

主人

私達は、

イスラエル人ではない外国人の街には

立ち寄らない。

さぁ、ギブアまで進もう。

ギブアがラマのどちらかの地について、

そこで一夜を明かそう。

こうして、彼らは進んだ。

彼らが、

ベニヤミンに属するギブアの近くに来た時、

日は沈んだ。

彼らはギブアに行き、泊まろうとして、

そこに立ち寄り、街に入って行き、

広場に座った。

誰も彼らを迎えて、

家に泊めてくれる者がいなかったからである。