第 11 章
  その2

エフタはギルアデの長老達と一緒に帰った。

そして、

民がエフタを自分たちに首領とした時、

エフタは自分が話した事をすべて、

ミツパで主の前に告げた。

それから、

エフタはアモン人の王に使者達を送った。

エフタの使者

あなたは私とどういうかかわりがあって、

私の所に攻めて来て、

この国と戦おうとするのか.

アモン人の王

イスラエルがエジプトからのぼった来た時、

アルノン川からヤボク川、

それにヨルダン川にいたるまでの

私の国を奪ったからだ。

だから、今、

これらの地を穏やかに返してくれ

そこで、エフタは、

再びアモン人の王に使者たちを送った。

エフタの使者

イスラエルは、

モアブの地もアモン人の地も取らなかった。

イスラエルは、エジプトから上って来た時、

荒野を通って、葦の海まで行き、

それからカデシュに来た。

そこで、

イスラエルはエドムの王に使者たちを送り、

(エドムの)国を通らせてくれるよう

お願いをした。

ところが、エドムの王は聞き入れなかった。

イスラエルは

モアブの王にも使者達を送ったが、

彼も好まなかった。

それで、

イスラエルはカデシュにとどまった。